映画『アルキメデスの大戦』初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、出演者の菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、舘ひろしと山崎貴監督が登壇した。
本作は、第2次世界大戦を数学者の視点で描いた同名コミックの映画化。1930年代、アメリカとの開戦を視野に入れた大日本帝国海軍で繰り広げられる「戦艦大和建造」を巡る知略、謀略、そして“数学”を駆使した頭脳戦が描かれる。
主人公の天才数学者を演じた菅田は、初日を迎え「やっと明けました。皆さんと『おめでとうございます』と言葉を交わせるのが素直にすごくうれしいです」と笑顔であいさつした。
この日は、変わり者の主人公にちなみ、「自分の変なところ」をそれぞれが発表することに。菅田は「僕はご飯のときに牛乳を合わせるのが好き。この世で一番好きな組み合わせなんです」と明かし、周囲から「それは変だわ」と突っ込まれるも、「僕は変だとは思わない。だって給食ではそうだったでしょ?」と主張した。
柄本が「口の中に米がある状態で(牛乳を)飲むわけじゃないよね?」と尋ねるも、菅田は「それがいいのよ」と一切譲らず。これには柄本も「変だね。おはぎみたいな感覚なのかしら…」とあきれた様子だった。
一方、舘は「(気持ちは)分かる。僕の給食のときは脱脂粉乳だったけど」とまさかの同意を示した。菅田が「やった!うれしい」と喜ぶと、舘は「英国のデザートにライスプディングというのがある。米と牛乳、生クリームで作るんだけど、その感覚だと思う」と解説すると、菅田は「じゃあ俺が好きだったのは、ライスプディングだったんだ」と納得したようだった。
続く浜辺は「横になって寝るよりも座って寝る方がよく眠れる。移動のときもいすの方が寝られる。その方が眠りに落ちやすい」と告白した。
菅田が「寝返りは打つの?」と目を丸くすると、浜辺は「多分打たないです。首が痛くなって起きるので」と苦笑い。柄本も「それで刀を持っていたら、侍だね」と突っ込んだ。