実際、先に紹介した調査で「髪の毛や頭皮のためにしているケアを教えてください(複数回答可)」という質問をしたところ、「頭皮マッサージをしている」(12.0%)という回答が3位に入っているほど!

サラサラ髪の人は実践していることが、この結果からも見てとれます。今日はシャンプーしながら、ぜひ頭皮を揉み揉みしてみましょう。

3. 2つの栄養素を意識して摂取する

実は筆者、髪がバッサバサだった時期があります。原因はブリーチだろうと思いつつHさんに相談したところ「ごはん、ちゃんと食べてる?」と思いもよらない質問が……。

キレイな髪のために意識して摂ってほしいのが、たんぱく質、ビタミン郡の2つの栄養素だそう。

髪の毛のおよそ8割はケラチンと呼ばれる、タンパク質でできているのに、体内で生成できない必須アミノ酸の一つ。

ケラチンが不足すると髪のハリやコシがなくなり、縮れやうねりのあるヘアになってしまう原因になります。

ビタミンは、頭皮の血行促進や新陳代謝を促してくれる役割です。抗酸化作用も併せ持っているため、健康を保つにも一役買ってくれます。

この2つを併せ持っている食品が、豚肉! ビタミンだけでなく、たんぱく質も豊富なんです。

タンパク質が豊富な、大豆や卵は、料理に使いやすいですし、ナッツ類や柑橘もとりいれやすい食品ですから、髪のためにも積極的に食卓に並べるようにしましょう。

4. 温風と冷風をうまく使い分けて

「想像してみてください。顔に熱風を浴び続けたら、熱いし乾燥してきませんか? ドライヤーもまさにそうなんです」と、Hさん。

熱風を勢いよく当てると早く乾きそうですが、それでは髪と頭皮のためにはなりません。

Hさんによると「まずは緩めの冷風で、外側の水分を飛ばしましょう。それから温風で、一気に頭皮を中心に乾かします。だいたい乾いたところで、冷風でキューティクルを整える。毛先はあまり温風を当てなくてOKです。流れで乾きます」とのこと。

この乾かし方にしてから、筆者は髪がサラサラになっただけでなく、頭皮もあまり臭わなくなったのです。

髪は、肌やスタイルと同じで、日々の積み重ねが大きく出る部分です。忙しいのはもちろん分かっています。

今回ご紹介した方法なら、普段の生活を大きく変える必要なく実践できるのではないでしょうか?

今日から始めて、秋前にはサラサラ髪をゲットしてしまいましょう。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。