最近、夫婦の会話が少ないと感じているママはいませんか?
株式会社ドゥ・ハウスが、未就学の子を持つ20代〜60代の男女を対象に行なった『夫婦の会話』に関するアンケートによると、平日の夫婦の会話量は、"15分〜30分未満”が28.5%と最多で、会話がない(0分)もしくは15分未満と合わせると半数という結果になりました。
子どもが小さいうちは、生活の全てが子ども中心になりますが、子育てに夢中になるあまり、パパをぞんざいに扱ってしまいがち。
ある程度は仕方がないかもしれませんが、これがあまり長く続くと、気づいたときには、夫婦の間に大きな溝が出来てしまっている、という状況にもなりかねません。
でも、どうしても子どものことで頭がいっぱいで、パパのことを考えてあげられないというママも多いはず。
そこで今回は、夫婦間コミュニケーション術アドバイザーのすらよしえさんに、1日たった3分でできる夫婦関係がうまくいくコツを教えていただきました。
10秒〜1分:“出来る範囲で”旦那を大切にする
子どもの寝かしつけとパパの帰宅時間が重なって悩んでいるというママは多いもの。
例えば、ずっと泣いていた子どもがやっとウトウトし始めたときに、パパが「ただいま〜」と帰ってきて、子どもの目がパッチリ、そして遊び始めてしまうなんて経験、ママなら誰でもあるのでは?たまにならいいですが、これが何度も続いたら、さすがにイライラしてしまいますよね......。
子育てをしているとこんなことって結構多いです。
こんなときには、「ここまで大変だったの。だからこの時間はそっとしておいて欲しいとパパに伝えていいと思います。」とすらさん。
自分が大変なことや負担のかかることはしっかり理由を伝えてごめんなさい、と割り切ることで、ママのストレスが軽減されます。
「そのかわり、翌朝、親子でパパを見送るなど、パパが大切にされているなぁと感じることをするのがポイント。」と続けます。
朝の見送りなんて、1分もあればできますよね。
見送りが面倒なら、パパのお気に入りのおかずやデザートを何か一品買っておいてあげるのもいいです。
買い物のついでに見つけたものをかごに入れるだけなので、10秒もあればできますが、意外とこれを喜ぶパパは多いですよ。他にも、目を見て「ありがとう。」「おはよう。」と伝える、これも10秒でできます。
すらさんいわく、「ママの負担にならないことで、パパが大切にされていると思うようにすることがミソ。」とのこと。
無理してパパに尽くす必要はないのですね。
ママの負担になることはきちんと伝えて遠慮してもらい、そのかわりに、1分程度で出来ることでもいいのでやってみる、これなら、ちょっと意識するだけで出来そうです。
「10秒程度で出来ることを、1日に何回かするだけでも十分パパに伝わりますよ。大切なことはパパが自分は大切にされているな〜と感じる状態を作ることです。」とすらさん。
ぜひ、試してみてくださいね。