「初森ベマーズ」でお嬢様役を演じた白石麻衣

 ドラマ24「初森ベマーズ」のBlu-ray&DVDリリース記念イベントが10日、東京都内で行われ、乃木坂46の西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、高山一実、橋本奈々未、生駒里奈、若月佑美、秋元真夏、桜井玲香、松村沙友理、深川麻衣、衛藤美彩が登壇した。

 乃木坂46のメンバーが総出演&初主演したこのドラマは、ソフトボールど素人の超弱小チームが、強豪チームに戦いを挑む青春スポ根もの。昨年の7月クールにテレビ東京でオンエアされた。

 この日は、メンバー全員が劇中のユニフォーム姿で登場。生田は「半年ぶりにこのユニフォームを着ました。靴とか汚くて…、でも自分たちが頑張った証だなと思います」と笑顔であいさつ。生駒もこの作品が夏に撮影されたことに触れ、「今はまだまだ寒いですが、この一瞬だけ、今だけは夏を感じて楽しんでいただきたい」と詰めかけた大勢の男性ファンに呼び掛けた。

 この日、ドラマに出演して変化したことや思い出を問われたメンバーたち。松村は「私は“ユウウツ”という役。結構、皆さんの前では元気ハツラツなんですが、握手会などで、『実は暗いんでしょ?』とか聞かれることが多くなって…。ちょっと反応に困ってます」と苦笑いで報告した。

 また、“キレイ”役の白石も、「キレイさんはすごいお嬢様の役。撮影期間が終わってからもその口調が抜けなくて…、ちょっと手こずりました」と告白。役が抜けきるのに「1カ月はかからなかった」としつつ「しばらくは頭の中にキレイがいたので、今日もちょっと(役が)出てきそうでヤバイです」とちゃめっ気たっぷりに語った。

 一方、“イマドキ”役で昔ながらのヤンキーを演じた若月は、“ならでは”の悩みを告白。「ちょうど同じ時期にやっていた舞台では、元気ハツラツのかわいい女の子役だった。それを見た人たちは『若月、すごくかわいかった』という感想を持ってくれたのに、次にテレビをつけたら『すげー声…』みたいな…。舞台の共演者からも、『若月ってあっちが本性?』って聞かれちゃったり…」と2つの役柄のギャップが周囲には驚きだったよう。それでも「今となっては『どっちもやれてよかったね』って言ってもらってます」と笑顔を見せていた。

 また、“ななまる”役の西野は“日焼け”と奮闘したことを述懐。「夏の撮影だったので、一日中外のシーンの時は、毎回(日焼け止めを)塗り直していた。でも、後半はあきらめて、最終的には、ここ(ひざ上)だけ黒くなって…」と苦笑い。現在は日焼けも「戻った」というが、当時は「お風呂で足を伸ばすとくっきり色の違いが分かって…、その時に『ベマーズ頑張ってたな』と思い出していました」と懐かしんだ。