――こういう映画や少女マンガの世界ってどこまでがリアルなのでしょう…

シノ「うちの学校、ほんとにカップルが多くて、夏とかも20ぐらい、ホントにすごいんですよ。

最近、寒いじゃないですか。学校の帰りに普通に手もつなぐし、マフラーを一緒に巻いて帰るんですよ。マンションが一緒の子もいて、朝待ち合わせて、一緒に登校して、一緒に帰るって子もいるし、家が遠いのに、わざわざその子の家に送りにいって、その後、塾の送り迎えとかもほんとにするんですよね。そしてTwitterでいちゃいちゃし始めるんです。

「送ってもらって、なう」、男性もTwitterで「送ったよ」みたいな。

それだけじゃなく、Twitterで「いまからサークルK行ってくる」「じゃあ、私のチーズケーキ買ってきて」「え~、いやだよ」「だって、この前約束したじゃん」「いいよ~、買ってくるよ」みたいな……

やりとりがまる見えで、「なんか大丈夫?」みたいな(笑)。

壁ドンも目撃したことがあります。学校で。校門だったかな? 彼女のほうが「してほしい」って言ったみたいで、しているところをみましたね」

一同:へーっ……。

『黒崎くんの言いなりに何てならない』で描かれる“エロキュン”ラブストーリーもまんざら、“マンガやドラマだけの世界”ではなさそうでした。

ウレぴあ総研・編集長。雑誌『ぴあ』映画担当を経て、MOOK『ガンダムぴあ』『仮面ライダーぴあ』『スーパー戦隊ぴあ』『映画遺産ぴあ』を刊行。趣味は温泉、銭湯めぐりとおいしいお酒を飲むこと。