アニメ『進撃の巨人』監督・荒木哲郎、『コードギアス 反逆のルルーシュ』脚本・大河内一楼を迎えて制作されているオリジナルアニメ『甲鉄城のカバネリ』が、2016年4月7日から、フジテレビ“ノイタミナ”などで放送がスタートします。
産業革命によって大きく発展を遂げようとしている世界で、突如として現れた不死の怪物「カバネ」を相手に戦う少女・無名(むめい)と、蒸気鍛冶の少年・生駒(いこま)が出会い、「カバネ」の脅威に立ち向かっていくというストーリーが描かれます。
「駅」と呼ばれる砦に閉じ籠もるようにして生きる人々、ややレトロな世界観、不死とはいえ“鋼鉄の皮膜”に守られた心臓を破壊すれば死ぬ「カバネ」、そして監督・荒木哲郎の存在から、アニメファンの間では「進撃の巨人」を意識している人も多いようですが、公開されているプロモーション映像を見れば、似て非なる作品であることは伝わることでしょう。
本作には「トップをねらえ!」のキャラ原案、ガンダムシリーズの小説表紙などを手がけるイラストレーター・美樹本晴彦がキャラクター原案で参加。制作スタジオは「進撃の巨人」のほか、「ローリング☆ガールズ」「終わりのセラフ」などを手がけたWIT STUDIOが担当しています。
気になる主人公&ヒロインの声優ですが、少女・無名を演じるのは若手女性声優・千本木彩花、主人公の少年・生駒を演じるのは若手ながらも『うしおととら』で主人公・蒼月潮を演じた畠中祐。若手の2人を主役に据えて、内田真礼や宮野真守など、実力派の先輩が支えるような布陣となっています。
オリジナル作品ということもあって、どのようなストーリーが展開されるかは放送が始まってみなければわかりませんが、ともかく楽しみな作品であることは間違いないですね。
ちなみに、3月18日から新宿ピカデリーほか全国10ヶ所の劇場にて、1週間限定となる特別先行版「甲鉄城のカバネリ 序章」 の上映がスタートしています。すでにチケットは売り切れていしまっているところも出ているそうですが、興味を惹かれた人は公式サイトの情報を確認して、各劇場の情報をチェックしてみては。