映画『オオカミ少女と黒王子』の公開を記念した池袋パルコビジョン点灯式が22日、東京都内で行われ、出演者の二階堂ふみと山崎賢人が出席した。
本作は、八田鮎子氏の人気少女漫画を基にした恋愛映画。彼氏がいるとうそをついてしまった見えっ張りな女子高生エリカ(二階堂)と、うその彼氏を演じるドSな恭也(山崎)との恋を描く。
点灯式前に映画についてのトークが行われた。役作りの秘訣(ひけつ)について二階堂は「エリカが恭也と出会って人間として成長していく物語なので、メークだったり、制服の丈を変えたり、1人の女の子が恋を身近に感じることによって変わっていくところを意識しました」と語った。
劇中でエリカに「3回回って お手からワン!だな」と言い放つシーンがある山崎も「少女漫画が原作でドSキャラなのでカッコ良くやろうと思いながらも、実写でやる上で高校生が恋愛をしたらどうなるか、ふみちゃんや監督と話し合ってリアルなところを探っていきました」とこだわりを明かした。
また、2010年に放送されたドラマ「熱海の捜査官」以来、6年ぶり共演となった二階堂と山崎。互いの印象について、山崎が「そんなに変わっていないけど、お互いに大人になったねって話していました。ふみちゃんは昔から自分を持っているというか、すごくかっこいいっす」と懐かしむと、二階堂も「久しぶりに出会ったからこそ、お互いの成長であったり変わらないものであったり、改めてお互いを見つめ直すことができたのではないかと思いました」と楽しそうに振り返った。
トーク後には点灯式を行い、2人でステージ上に設置されたボタンを押すと、2人の様子が池袋パルコ本館壁面に設置された大型LEDビジョン「池袋パルコビジョン」に映し出された。大勢のファンが画面を見守る中、そのまま約2分間にわたって作品をアピールし、生放送を終えた二階堂は「緊張してしまいました」、山崎も「限られた時間の中で、あの大画面に映ってるのを見ると緊張しますね」と語り合っていた。
映画は5月28日公開。