「ピーターラビット展」記者発表会に登場したディーン・フジオカ

 「ピーターラビット展」記者発表会が31日、東京都内で行われ、オフィシャル・サポーターに就任した俳優のディーン・フジオカが登場した。

 世界中の人々に愛され続けている「ピーターラビット」の作者・ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念して、8月9日~10月11日まで都内のBunkamuraザ・ミュージアムで「ピーターラビット展」が開催される。

 ディーンは、オフィシャル・サポーターに就任したことを「とても光栄」としながらも「深くは物語を読んだことがなかったので、なんで僕が…という気持ちだった」と驚いたことを告白。

 「家にはピーターラビットの絵本やグッズはないですね」と率直に明かしつつ、「子どもを泣きやますために、YouTubeで動画を見せたことがあります。(子どもは)スプーンを落としました。(その反応が意味するものは)僕も分かりません」とエピソードを語り、笑いを誘った。

 「誰と展覧会に行きたい?」という質問には「家族ですね」と回答。一方、自身が子どものころに大事にしていた縫いぐるみについては「スヌーピーです」と正直に答え、「繊維の端っこって、重ねられてちょっと分厚くなっているじゃないですか。あそこにすごく執着していたみたいで…。フェチですね」と語った。

 この日、会場に詰めかけた報道陣は約150人。ディーンの人気の高さが証明される形になったが、本人は「変わっている人だな~というのでなく、ポジティブな興味を持っていただけるのはすごくうれしいことです」と謙虚にコメント。

 フォトセッションではウサギのピーターの耳を片手で束ねる“捕獲ポーズ”も披露したが「(ピーターと)絡んでほしいというリクエストがあったので。決して僕がドSというわけじゃないですよ」と語り、と笑わせた。

 3月下旬には、ポターゆかりの地である、イギリスの湖水地方を訪ねたというディーン。「とてつもなく寒かった」と苦笑いを浮かべつつ、自身のアレルギー体質に触れ「個人的には、どこのレストランに行ってもグルテンフリーのメニューが必ずあるのがありがたかった」と旅の思い出を語った。