撮影:山田大輔

4/1にAKB48グループを卒業した宮澤佐江が9日、名古屋市公会堂で行われた東京ゲームオーケストラのコンサート「KEY OF LIFE -神曲たちの饗宴-」に出演。

フォトギャラリー宮澤佐江フォトギャラリー。グラビア、インタビューカットも。

コンサートナビゲーター&スペシャルゲストで登場し、ディズニーの名曲「星に願いを」をオーケストラをバックに、純白のドレスで披露した。

卒業後初のイベントは、自身が兼任したSKE48ゆかりの地、名古屋。

「これも何かのご縁だなって。2年前の大組閣でSKE48の兼任が決まったとき、私はちょうど「クザリアーナの翼」という舞台をやっている最中でした。

その東京公演が終わって、名古屋公演にくる前日に、SKE48移籍の発表がされて。あのとき名古屋は、"初めてくる場所"という感じだったけど、今回は"戻ってくる場所"という感じがしました」

アイドル卒業してから1週間が経ったが、

「ファンクラブの打ち合わせやソロの仕事をしたり、今までできなかった家族との時間や、心友との小旅行もできた」と心身ともにリフレッシュしながら、新天地に向けた準備にも意欲を燃やしている様子。

8月には、帝国劇場でミュージカル「王家の紋章」でヒロインという大役を控えている。

「本当に私が帝国劇場に立つんだってことが、まだ想像できていなくって。本格的な稽古はまだですけど、もう曲は何曲かいただいているので、家で自主練習してます。

10年間のアイドル活動でさまざまなチャレンジをした中で気づいたのは、『私が一番やりたいのは"お芝居"なんだ』ってこと。このことに気づけたありがたさを、これからの自分の目標にして、高く高く夢を持ち続けたい」

一方で、歌にはまだまだ課題があり、試行錯誤の最中と語る。

「AKBには歌が大好きで入ったけど、自分のレベルは全然ダメだって気づいた10年でした。

今でも自信が持てるわけではないけど、歌ってて楽しい気持ちは変わりません。ただ上手とか下手とかだけではなく、歌詞に込められた思いを、どれだけ歌に乗せて皆さんに伝えられるかも大切だなって。

それはアイドルのときと変わらない、歌に対してのモットーとして、歌い続けたい」

リハーサル後のインタビューにて

オーケストラとのリハーサル後、これまでの舞台やコンサートでは聞いたことがない歌声だったことを尋ねると、

「アイドルのコンサートでの歌声、舞台用のヘッドセット越しの歌声、今回のオーケストラをバックにした歌声。皆さんにどこまで伝わるかわからないけど、自分の中で、歌い方を変えています」

と語ってくれた。