ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン オープニングセレモニーより ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン オープニングセレモニーより

世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2012 -サクル・リュス-」が開幕。オープニングセレモニーが、本日4月27日に東京・有楽町の丸ビル1階マルキューブで行われた。

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2012」の公演情報

1995年フランス生まれの「ラ・フォル・ジュルネ」は、「低価格のチケット料金」「約45分の演奏時間」「朝から晩までコンサートのはしごが可能」「大人から子供まで楽しめる」といったカジュアルさをコンセプトにしたクラシック音楽祭。日本では、2005年の初開催以来、家族連れや若いカップル、お年寄りまで大勢のファンに親しまれ、2007年、2008年は来場者数100万人を突破するなど、ゴールデンウィークの人気イベントとして好評を博している。

18時から行われたオープニングセレモニーには、今年の音楽祭テーマ「サクル・リュス」(ロシアの祭典)にちなんで、ロシアが生んだ人気キャラクター、チェブラーシカが登場。愛らしい動きとともに音楽祭をアピール。スペシャル・アンバサダーとして音楽祭期間中も会場内の各所に登場する予定だ。

またセレモニーに続いて行われたコンサートには、ロシア出身のピアニスト、イリーナ・メジューエワが登場。チャイコフスキー作曲「舟歌」(「四季」op.27bisより)、ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」、ストラヴィンスキー作曲「ペトルーシュカの部屋」(「ペトルーシュカ」より)などロシアの名曲を披露。卓越したテクニック、情感溢れる演奏で喝采を浴びた。

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2012」は、5月3日(木・祝)から5日(土・祝)に東京国際フォーラムで開催。チケットは発売中。また丸の内周辺エリアでは4月27日よりプレ・イベントが行われる。