ベストマザー賞のスポーツ部門を受賞した浅尾美和

 「第9回 ベストマザー賞2016」授賞式が6日、東京都内で行われ、スポーツ部門で同賞を受賞した元プロビーチバレー選手の浅尾美和が登壇した。「ベストマザー賞」は、ママ達の憧れや目標となる“ベストマザー”を、実際のママたちの投票のみで選出するもので、今年で9回目。

 1歳5カ月の長男を育てる浅尾は「私にはもったいない素晴らしい賞をありがとうございます」と喜びのスピーチ。

 「母になって1年5カ月のまだまだ未熟者ですが、我が子と初めて対面した時に、“この子は何があっても私が守らなきゃ”という気持ちにさせられました」と振り返り「最近は、言うことを聞かなかったり、一生懸命作った離乳食をわざとこぼされた時は、本当に涙が出そうになることもありますが、子どもの笑顔は何よりも私にパワーをくれます。協力的な家族にしっかりと感謝しながら、いつまでも子どもの笑顔を守っていける家庭をつくりたいと思います」と気持ちをあらたにした。

 授賞式後の取材では、そんな長男の“やんちゃ”エピソードを披露。「一瞬たりとも目を離せないのですが、ちょっと私の麦わら帽子が飛びそうになって(頭を)抑えた瞬間に畑にダイブしていました」と苦笑いで振り返り、「たぶん衝動なんでしょうね。こういう力をスポーツに生かしてほしいのですが…。砂浜だと思ったんですかね。だったらナイスレシーブでしたけど」と笑いを誘った。

 また、その将来については、「(バレーも)やってほしいんですが、男なので、野球とかのほうがお金になるのかなと思って…」と冗談めかしつつ、「私もスポーツは小学生から始めていろいろ学んだものがあったので、息子にも厳しい場所でやってほしいな」と期待する一方で、“芸能界入り”について問われると「いやいや。顔って大事じゃないですか。自分の子ってすっごくかわいく見えるけど、それはたぶん“親眼鏡”が入っているから。そこは自覚しているので大丈夫です」と笑い飛ばしていた。

 2人目の予定については「ほしいですね。私自身、5人きょうだいの中で育ったのもあるし、兄にも子どもが生まれたりして、みんなで集まる時間が本当ににぎやかで幸せ。こういう時間を息子にも作ってあげたいなと思います」と前向きに語った。