スマートボックスの使用イメージ(SB C&S提供)

SB C&Sは9月24日、中国北京市のInspiry Technology(INSPIRY)と国内販売総代理店契約を結び、二次元コードリーダー「SmartBox(スマートボックス)」の国内独占販売を開始したと発表した。

スマートボックスは、ユーザー側の端末に表示した二次元コードを読み込んで決済できる点が特徴。決済が3.15秒で完了するため、店舗側の二次元コードをユーザー側の端末で読み込んで決済する方法に比べ、決済時間は約12秒短縮できるという。イベントチケットやクーポンなど、さまざまな二次元コードの読み込みに使用することもできる。

展開する製品は、「SmartBox V」と「SmartBox C」の2種類。SmartBox Vは、レジ回りの小スペースに置ける縦型設計で、決済金額を表示できるディスプレイを広告スペースとしても活用できる。SmartBox Cは、既存の決済端末と接続可能で、省コストで二次元コード決済を追加できる。

INSPIRYは2002年に設立し、08年にスマートボックスを開発した。現在、世界22カ国でスマートボックスを提供している。