最近、小学生の便秘が増えているってご存知ですか?
先日、NPO法人 日本トイレ研究所が発表した「排便と生活習慣に関する調査」によると、今、小学生の5人に1人が便秘状態であることがわかったのです。
これは成人女性並みの比率であり、この子供たちが大人になるまで、そして大人になってからも“便秘さん”として悩むことになるのではないかと想像させます。
なぜなら、便秘は「一度なったら、なかなか改善できない慢性的なもの」だからです。
小学生が便秘になる原因は?
便秘の原因は一般的に、食生活や睡眠時間、運動不足などの生活習慣やストレスといったものがあげられます。
そして、小学生に特に言えるのは「学校のトイレでうんちをしたくない」という心理的要因があると思われます。
実際、今回の調査でも、小学生の2人に1人が「学校でうんちをしない」と回答していました。
「友達に知られたくない」
「恥ずかしい」
「からかわれるのが怖い」
高校生の頃から長年便秘に悩まされている筆者にも、その気持ちはよくわかります。
しかも学校のトイレって古かったり汚いことも多いので、なるべく長居したくない場所ですよね。
それでガマンすることが続くと、「うんちしたい」という便意が感じられなくなります。
また、便は水分を失い硬くなって出づらくなっていきます。
まさに悪循環で、どんどん便秘は慢性化していくのです。
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