MORRIE 撮影:大島康一

「犬」「SEX切断」「眺めのいいあなた」と、前半の完成された美しさのステージとはうって変わって攻撃に出るような展開に、会場もさらに熱を帯び飲みこまれていきました。

「破壊しよう」を最後の曲にして、興奮の渦の中本編は終了しました。

アンコールで再登場したMORRIEは、2015年取り組んできた弾き語り形式で「Woodstock」を披露。

約3時間に及ぶ豊穣な誕生日ライブは"肉塊"の時間とは関係なく、これからも淡々としかしドラマティックに続くMORRIEの精神の逍遥を垣間見る機会だったと言えるのではないでしょうか。

再度呼び込まれたバンドの面々にはソロアルバムへの参加を取り付けられるなど、新たな活動への期待が高まる中、「あとは野となれ山となれ」でこの日のステージは幕を閉じました。

ジャングルクルーズの船長になりたいと夢見るデフレの申し子ライター。主にディズニー系記事を執筆しています。得意分野とは裏腹にバックボーンは耽美でダーク。かわいい服を眺めたり、ライブに行ったり、友人と映画を見るのが好きです。