撮影:沢田ポンヤ
6月5日、新宿BLAZEで『大惨事世界大戦~少女地獄編~』が行われた。
この『大惨事世界大戦』は、マイナス人生オーケストラ主催のツーマンライブ。
その第一弾である今回、対バン相手として選ばれたのはサブカル少年少女の救世主とも言えるであろうバンド・アーバンギャルドだ。
両者ともに”サブカル”と括られながらも、交わることのなかったバンドの共演はどのようなものだったのだろうか?
さまざまなシーンを盛り込むアーバンギャルドのステージ
最初に登場したのは、アーバンギャルド。
ステージが明かりに照らされると共に、客席からは無数の赤い旗が上がった。
撮影:沢田ポンヤ
1曲目は『ラブレター燃ゆ』。
無機質で人形のような雰囲気を持つ浜崎容子(Vo)と、それと相反するような攻撃的に動きまわる松永天馬(Vo)。
松永が「アーバンギャルドです!」と名乗りをあげると、客席はすでに最高潮の盛り上がりを見せる。
「運命、宿命、自分で決めろ」という浜崎の言葉から始まった『ふぁむふぁたファンタジー』。
客席の赤い旗の揺れが一層激しさを増す。その姿はまるで先導者に熱狂する民衆のよう。
アーバンギャルドではおなじみの光景だ。
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