4.意見が違うときは「一人ひとつ妥協」がルール

「食べたいものとかふたりで使うものとか、意見が違うときは『一人ひとつは妥協する』のが我が家のルール。

先日クルマを買ったのですが、『ボディの色は白』と夫が譲らないので、黒がほしかった私は『内装は黒』で手を打ちました。

レストランも、私がどうしても中華にしたいときはお店までの運転も私がするとか、『いい妥協』をしますね。

その時間にストレスを溜めるのが嫌なので、お互いに譲れるものを考えます」(40歳/自営業)

「妥協」と聞くと良いイメージを持たないかもしれませんが、自分の要求を通すなら相手の気持ちも尊重するのが良い妥協。お互いに譲り合う気を持つのが、不満を解消する秘訣でもあります。

身近な相手だからこそ、「譲れるものを探す」姿勢も持っていたいですね。

5.体重が増えたらベランダの掃除をする

「うちは夫婦ふたり暮らしですが、ふたりとも美味しいものが好きで外食が多いです。

それで気になるのが体重で、毎日測って報告し合っています。

ネットで標準体重を計算して、『これを超えたらベランダの掃除』と決めているのでふたりとも必死。私がたまに数字をごまかそうとしたら、『本当に?』と測り直しさせられるとか、お互いの体型に注目するのって変ですかね?」(34歳/総務)

「でも、それだといつまでもベランダが放置されるんじゃない?」とこちらの女性に尋ねたら、「そうなの。だからこっそり落ち葉を拾うくらいは私はするけど」と笑って答えてくれました。

必ずふたりとも増えるときはあるので、実際はずっと掃除されないことはないそう。

小さな“罰”を用意して体型維持に励むのも、ふたりなら楽しい努力かもしれません。

良い習慣は、心の結びつきを強くするコミュニケーション。

「必ずこうする」ものがあると、ふたりで気持ちを揃えられて良いですね。

あまり負担が大きいルールでは続けられないので、楽しい気持ちで取り組めるのも大事。

ずっと一緒に過ごすからこそ、幸せな習慣をふたりで持ちたいですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line