就任式に登場した有村架純

 世界初の月面探査レース「Google Lunar X Prize」に、日本から唯一挑戦するチーム「HAKUTO」をauが通信技術でサポートすることが決定。7月7日の七夕の日、このチャレンジを記念し、「au×HAKUTO MOON CHALLENGEアンバサダー就任式」が東京都内で行われた。この月面探査レースは世界から16のチームが参加。月に無人探査機を着陸させ、月面から高解像度の動画や静止画を地球へ送るミッションになる。

 就任式にはauのCMでかぐや姫を演じる女優の有村架純、星空ソムリエの資格を持つというタレントの篠原ともえ、マンガ『宇宙兄弟』の編集を手掛ける株式会社コルクの代表取締役の佐渡島庸平氏、チーム「HAKUTO」の袴田武史氏が登壇。

 アサガオ柄の爽やかな浴衣姿で登場した有村は、「すごく大きな挑戦をされるのでアンバサダーとして力になれれば」と意気込みを語った。また、自身でデザインしたという星と月の浴衣姿で登場した篠原は、「(このプロジェクトは)天文仲間でも話題なんです。日本のアイデアが月に届くのがうれしい。張り切っています」とやる気をみせた。就任式では、『宇宙兄弟』の作者である小山宙哉氏や、アンバサダーとして応援ソングを担当するミュージシャンのサカナクション・山口一郎からもビデオメッセージが届けられた。

 また、七夕にちなんで、登壇者らが自身で叶えたい願いを書いた短冊を笹に飾ることに。有村は、「月にいきたい」という願いを発表し、「行くとしたら、まず月かな」と、かぐや姫らしいコメント。一方、篠原は、「宇宙服のデザインをしたい」という願いを提示。「宇宙服を虹色にしたい。自分のアイデアを宇宙に羽ばたかせたい」と夢を語った。