コンビニの「商品入れ替えサイクル」が短いのはコスパを高くするチャンス!

コンビニスイーツに限らず「初体験」はその「初めて」というイベント自体がコスパを高めてくれています。だとすれば、「初めての購入」については、ドキドキわくわくしながら味を堪能できるので、コスパのいい買い物になってくれます。

しかし、コンビニスイーツがいつでも手に入るからと何度も食べているとこれは効用が下がり、「飽きる」状態になってしまいます。つまりコスパがダウンしてしまうわけです。だとすれば結論は簡単、コンビニスイーツは一回切り楽しむのがコスパ的には一番でしょう(よっぽど気に入って何度食べても飽きないなら別ですが)。

でも安心してください。コンビニスイーツにはもうひとつ大きな特徴があります。それは「飽きる前に次の新作が出てくる」ということです。

「一度しか食べちゃダメなの?」と残念に思った人も大丈夫。新作のコンビニスイーツを食べるだけで、かなりの頻度で食べられることでしょう(ダイエット的にはむしろ食べ過ぎが心配なくらいです)。

せっかく取る高カロリーです。コスパが最大限に高まる「初めて食べる、最初のひとくち」をじっくり味わってみてください。

(おまけ)さらに満足度を高める工夫をしてみよう

ちょっとおまけで「満足度」向上のヒントを紹介します。それは自分で「買う理由」を見つけることです。たとえば、

「金曜夜まで仕事をがんばったご褒美で買う!」
「残業になったからこれを食べてがんばる!」
「イライラ、ムカつくことがあったからあえて食べる!」

のような要素があれば、あなたのスイーツ消費はムダなものにはなりません。ご褒美やストレス解消というもうひとつの効果が追加されますので、同じスイーツ購入であってもコスパは高いものになります。

何もない普通の日は少しガマンし、「ご褒美という満足」を組み込むのもコンビニスイーツのコスパ上昇のヒントといえるでしょう。

やまさき・しゅんすけ 「人生の幸せの問題は、たいていはお金の問題である」という考えのもと、お金と幸せについて考えるファイナンシャル・プランナー(FP)。公的年金制度・退職金制度、投資教育が専門。Twitterでは毎日一言「お金の知恵」をツイートしてます。副業はオタクで、まちあるき、アニメとコミック、ゲーム好き。所属学会は東京スリバチ学会と日本年金学会