モデルでタレントの藤田ニコルが2日、東京都内で、デビュー・シングル「Bye Bye」の発売記念イベントを行った。
この日、初めて人前で歌唱パフォーマンスを披露することになった藤田は「さっき食べたピザが出そう。人生の中で一番緊張しているかも」とガチガチの様子で登場。それでも、元気いっぱいにデビュー曲「Bye Bye」を含む2曲を披露すると、「みんな、温かい目で応援してくれてありがとう。盛り上がってくれてうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。
藤田は、歌手デビューが決まった時の心境を「大丈夫かな?という方が大きかった。元カレと付き合っている時にカラオケで『歌が下手』と言われて、親友以外の前では歌えなくなった」と明かしつつ、この日の出来栄えについては「60点ぐらい。まだ私はできる。もっと伸びる。今後いっぱい成長していけたら」と語り、意欲を見せた。
CDの販売目標についても「テレビとかでやっているランキングに入りたい。下の方でいいから」と希望。「“ニコル”なんで最初は25位を目指して。本当に運が良くてワ~となれば2位とか行きたい。ニコルの2」と笑わせ、「1位は?」という質問には「目指したいけどやっぱりアイドルとかいるじゃん。あっちは大人数。(勝つのは)無理かな」と本音をぶちまけた。
「いつかは渋谷のスクランブル交差点をホコ天にしてやってみたい」とライブの野望も。新人賞も「もらえるものはもらっときたい」。紅白についても「すごいこといいますね。でも、オファーが来たら出たい。赤と白だけど、ピンクとか、違う色でやりたい」と語った。
歌番組への意気込みを問われると「タモリさんの横に座りたい。みんなしゃべる専門じゃなくて歌が専門。“もっとタモリさんにイケる絡みがあるのに”って思いながら、いつも(テレビを)見ているので、タモさんに絡みたいです」と答え、報道陣から「発想が芸人」と指摘されると「最近、何が本業なのか分からない」と苦笑いだった。