映画『ルドルフとイッパイアッテナ』の初日舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、声優を務めた井上真央、鈴木亮平、湯山邦彦監督、榊原幹典監督が登壇した。
本作は、同名児童文学をアニメーション映画化。ひょんなことから飼い主の元を離れ、東京にやって来てしまった小さな黒猫ルドルフ(井上)が、街のボス猫イッパイアッテナ(鈴木)と出会い、友情を育みながら成長していく冒険物語。
この日、猫柄のワンピースを着て登場した井上は「黒猫を身にまとってきました。それぐらい気合を入れてきました」と笑顔を見せつつ、「ちなみに亮平さんは全く気付いてくれないので、自分から言いました」と鈴木に皮肉を。「全く気付きませんでした」とバツの悪そうな鈴木に、井上は「(亮平さんは)脱いだらすごいんですよね?」とさらにイジって、楽しんでいた。
この日は、井上が鈴木の演じたイッパイアッテナ、鈴木が井上の演じたルドルフの声まねを披露する一幕も。会場の子どもたちが喜ぶ中、「とんだ茶番ですみません」と照れ笑いを浮かべた井上は、司会者から「鈴木さんのルドルフは何点?」と聞かれると「3点ですね」と冷たく言い放ち、笑いを誘った。
また、物語の内容にちなみ“迷子になった経験”を尋ねられた井上は「私はしょっちゅうです。小さいころは、お母さんと手をつないでいたのに、ふと気付いたら全然違うおじさんだったというのがありました」とエピソードを披露。
さらに「最近もあります。すごい方向音痴なのに冒険心があるので、犬の散歩中に違う道に行って、自分の家が分からなくなってしまったんです。それで交番のおまわりさんに(道を)聞いたことがあります」と明かした。
最後に鈴木が「最近は本当に猫ブーム。さっきもリオ五輪の開会式を見ていたのですが、カンボジア代表の猫ひろしさんが歩いていて、ここでも猫来たか~!と思って。まさに、にゃーですよ」とPR。井上も「オリンピックに負けないぐらいの感動を与えられる作品です。ぜひ“にゃん回”でも見てください」とアピールした。