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好評放映中のTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』。異世界に召喚された主人公・スバルが未来を切り開くために凶悪な魔獣「白鯨」に挑むこととなる第19話「白鯨攻略戦」の放映が各局ではじまりました。

最速となる8月8日の放映後、原作者・長月達平が自身のTwitterを更新。制作スタッフたちの“こだわり”が伝わってくる制作秘話を明かしました。

劇中でスバルが愛用している携帯電話(ガラケー)から流れた「よあけのみち(フランダースの犬)」の着メロ音源について、制作スタッフたちから「実機の音源」を使いたいという意見があがったそう。

スバルが使用している「N503i」は約15年前に発売された機種ということで、かなり苦労したようですが紆余曲折を得てを無事に入手。使う人も少なくなった限られた和音での音源作り、スタジオで実機から流れる「よあけのみち」を録音し、BGMとして作品のデータに収める作業を経て、あのとても「らんらんらーん」できそうにない緊張感に支配されたシーンは完成したそうです。

ちなみに、携帯電話から流れる音源を何にするかでも熱い議論が交わされたようで、「よあけのみち」に決定するまでには、谷村新司さんが歌う「昴」、アカデミー賞作曲賞を受賞した名曲「戦場のメリークリスマス」、1986年にリリースされたシブがき隊が歌う「スシ食いねェ!」などが候補に挙がっていたそうです。

フィギュアとアニメが大好きなオタク系ライター。「ねとらぼ」や「INSIDE」など、ウェブメディアを中心に活動中。好きなキャラは「初音ミク」。夢はコミケにサークル参加すること。