2:女性の方が傷ついている
誰もが失恋を経験します。しかし、そのときどんな感情を持つかは、性別によって違います。
2015年に発表された研究では、96カ国、同性愛者を含む5,000人以上に破局の精神的な痛みを10点満点で数値化。すると、女性の破局後の苦痛は平均6.84。男性は6.58と、やや低めでした。
これは、破局の後、女性の方が男性より感情的な苦しみをより強く感じるということの証明です。研究では、女性はときにだるさや胸の痛みなど肉体的な痛みさえも感じている、と指摘しています。
3:立ち直るためには傷つくことも大事
別れのあとにつらい思いをするのは“健康的なこと”――そう科学は証明します。
2015年に報告された研究は、最近別れを経験した人々に集まってもらい、別れに対する感情を打ち明け合ってもらう、というもの。このセッションの後、参加者たちの精神面のダメージは明らかに回復していたのです。
実験を行ったノースウェスタン大学の研究者、グレイス・ラーソン氏は「最初のうち、このセッションは破局の事実を思い起こさせ、精神的な回復を遅らせるかに見えました。しかし、長期的には破局を乗り越える助けになっていたのです」と説明しています。
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