「この人、信頼できる!」と思う男性の特徴に、「器が大きい」というものがあります。受け止める力の長けている人は、それだけ他人に対しても余裕のある接し方ができるものです。
反対に、「器が小さい」男性の場合は他人に対して優しさがなく、尊重する姿勢が見えないのが特徴。恋愛対象にならないばかりか、人としてもお付き合いしたくない、と思いますよね。
「器が大きい男」「器が小さい男」について、3つの見極めポイントをご紹介します。
こんなシチュエーションで見極めよう!男性の「器の大きさ」
1.ミスをしたとき
仕事で失敗することはなかなか避けられませんが、ミスをしたときほどその人の「問題との向き合い方」がわかります。
器が大きい男性は、自分のミスだとわかればまず謝罪し、解決に向けて素早く行動することで被害を広げないことを考えます。
間違いを認めるのは勇気がいりますが、器が大きい男性は自分の行動に責任を持つ強さを持っています。潔く頭を下げるのは、自分の評価が下がることより問題を早く解決することが最善だと理解しているからです。
また、たとえば部下がミスをしたときなどもいきなり叱るのではなく、過程を確認しながら一緒に解決を目指す余裕も持っています。
反対に、器が小さい男性は失敗したときに「逃げる」ことを考えます。いかに責められずに済むか、ほかに責任のある人はいないか探し、自分へのダメージを最小にすることばかり意識が向くのですね。
また、謝ることで非難されることが怖いので、自分が悪いとわかっていてもなかなか頭を下げられません。そのため問題の解決が遅れ、周囲への迷惑も広がってしまいます。
ミスをしたとき、どこに意識を向けて行動するかでその人の器がわかります。
2.意見が衝突したとき
たとえば、恋人と食事に行くお店について意見がぶつかったとき。自分は普段よく行くお店でゆっくり食事を楽しみたいけど、彼女のほうは新しくオープンして混んでいるお店がいいというようなシチュエーションは、「どちらが折れるか」でケンカになりがちです。
器が小さい男性は、こんなときに渋々彼女の気持ちを優先しますが、お店に着いてから混んでいることに文句を言ったり仏頂面を隠さなかったり、「折れさせられた自分」に納得していないことをアピールします。
これでは、一緒にいる彼女も楽しい気分にはなれないし、「もう自分の希望を伝えるのはやめよう」とネガティブなことを考えますよね。
対して、器が大きい男性は意見が衝突したときはまず相手の気持ちを聞きます。「そこはどんなお店なのか」「もっと楽しく行ける日はほかにないか」など、相手の行きたい理由を質問し、「今日イベントがあるなら行こう」と自分も関心を持ったり、「来週の同じ時間に予約をしてゆっくり行くほうが楽しくない?」と新しい提案ができたり、スムーズに合わせる方法を考えるのですね。
行きたい気持ちを否定されるのではなく、「もっといいやり方」を一緒に考えてくれたら、彼女だって「うん」と素直に頷けますよね。
折れるのではなく歩み寄る、一緒に良い方法を探すのが、器の大きい男性の魅力です。