クリア過ぎてもはや3Dに見える?!驚きの映像体験
ドルビーシネマで観る『アナと雪の女王2』は、鮮明かつ美しすぎて、もはや別物の映像でした。
DVD画質に慣れた人間が、初めて4Kを観たような…上手く言えませんが、それぐらいの衝撃。
他も充分に質の高い上映方式なのに、そう感じさせてしまうドルビーシネマの凄さよ。(※あくまで個人的な感想です)
またアニメーションでありながら、背景とのコントラストや本物かと見紛うような質感、リアル過ぎる光の当たり方や鮮明な色味で、一瞬エルサやアナが実写に見えてしまうほど。
さらに、2D上映なのに、手前の映像やキャラクターがあまりにもくっきりと鮮明に浮き出ているので、思わず何回も3Dと錯覚してしまいました。
2Dでここまでの没入感を出せるなんて…。
これからの人生で観る全映画を、ドルビーシネマで見続けようと心に決めるほどの体験。
遠方からわざわざ足を運んで観に来る価値も、充分ありますよ。
ディズニー・アニメーションの作り込みは、やっぱり凄かった!
前述の通り、色彩のコントラストやクリアさが段違いのドルビーシネマ。
背景など画面の端までくっきりと映り、中央のキャラクターだけでなく、視界に映る全ての映像が、鮮明に入って来ます。
映像の綺麗さにひとしきり驚いた後、思ったのは
「ここまでの高画質に対応できるほど、隅々まで作り込んであるディズニーのアニメーション技術、とんでもねー!!」
と言うこと。
当たり前ですが、本当に画面の隅々まで手を抜かず、端の端まで完璧なアニメーションが作ってあることに、改めて脱帽しました。
エルサの魔法や、霧や細かい雪の結晶、様々な色を映す氷など、1つ1つがクリアだから、リアリティもすごい。
通常スクリーンだと、どうしても少し白っぽく映ってしまうので、霧や氷の粒に巻かれて、何が起こっているかわからなくなる瞬間もありました。
でもドルビーシネマでは、そんな細かい粒子が飛び交うような場面でも、キャラクター全員に何が起こってるか、隅々までくっきり確認できます。
前ページで黒の凄さを力説しましたが、昼間のシーンも素晴らしく、木漏れ日や夜明けの光、夕暮れの柔らかい日差しなどの違いが、高画質でクッキリ見えました。
4Kレーザープロジェクター2台の映像技術にも引けを取らない作り込みに、舌を巻くばかりです!