3次元の音響に包み込まれる!
映像はもちろん、音響も大満足でした。
現時点では、個人的1位だったTHXと同率ぐらい!
ドルビーシネマでは「Dolby Atmos」という音響技術が採用され、天井まで設置されたスピーカーで、音が力強く劇場内の3次元空間を駆け巡ります。
臨場感もありながら、突き刺さる爆音!という感じでもなく、3次元から包み込まれるような音のまろやかさが印象的でした。
細かな音の精度も素晴らしく、寝室でアナとエルサが話しているシーンの後ろで、かすかな虫の音が聞こえたり、魔法の森を覆う霧の「ゴォォォ…」という音が、キャラクターの台詞に被っていながら、常に聞こえていたり。
これ、通常スクリーンでは気づかなかったので、ここまで細かい音が拾えるDolby Atmos、凄いです。
それによる没入感も凄まじく、映像作品の音であることを思わず忘れてしまうレベル。
迫力もバッチリ
「サビの部分を大音響で浴びれたら、どんなに素晴らしいだろう…」
と、期待値MAXだった「イントゥ・ジ・アンノウン」も、期待を裏切らない壮大さでした!
大地を揺るがす轟音、激しい風の音やエルサを呼ぶ"謎の声"も、三次元空間から縦横無尽に降り注いで来るので、臨場感も凄い。
サラウンド効果によって、巨大なキャラクターが左から右へゆっくり移動するさまなど、目をつぶっていてもわかるほど。
最高峰の映像と音響技術が合わさったドルビーシネマ、本当に最強だと思います。
オススメの座席位置は?
スクリーンが少し高めの位置にあるので、個人的には後列寄りがおすすめ。
筆者は前から6列目で鑑賞しましたが、思っていたほど見上げる感じでもなく、首も特に疲れなかったので、座席やらなんやら良く設計されているんでしょうかね。
没入感は半端なかったので、2回目3回目ならアリだと思います。
また、とにかく隅々まで映像を堪能して欲しいので、出来たら吹替版をおすすめします。
字幕が邪魔と言うわけではないんですが、まずは視界いっぱいの映像美を感じてみて欲しい!
行ける距離なら、もはやドルビーシネマ 以外の鑑賞は有り得ない!
「お気に入り映画を、最高の上映環境で観たい!」と言う人に、とにかく全力でオススメしたいドルビーシネマ。
黒の綺麗さと言えば…の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019年12月20日(金)日米同時公開)も上映が決まっており、今度は実写作品でどんな映像体験ができるのか、今から楽しみで仕方ありません。
■ドルビーシネマ導入劇場(2019年12月現在)
・T・ジョイ博多
・梅田ブルク7
・MOVIXさいたま
・丸の内ピカデリー(日本初!ドルビーシネマ専用劇場)
・MOVIX京都 ※2020年3月オープン