ストーリーや楽曲もさることながら、最新のアニメーション技術を堪能できる映像美も話題の『アナと雪の女王2』。
IMAXを始め様々な形態で楽しめますが、音も映像も環境も、何もかも断トツでおススメなのが、"ドルビーシネマ"!!
本作でドルビーシネマを初めて体験した筆者も、「もう一生ここでしか映画観ない…」と誓うレベル。
どこで観ようか迷っている人や、2回目3回目の鑑賞を考えている人向けに、究極の『アナと雪の女王2』"ドルビーシネマ版"を、徹底レポートします!
Dolby Cinema™(ドルビーシネマ)とは?
ドルビーシネマは、映像と音響のパワフルな技術に、卓越したシアターデザインが組み合わさった、最新鋭のシネマ技術。
驚くほど鮮やかでリアルな映像とサウンドで、経験した事のない、劇的な進化を遂げた没入感を体感できます。
まぁ簡単に言うと
「何だこのクリアな映像美!背景の隅々までこんなに見えるの?!」
「立体的すぎて2Dなのに3Dみたい…エルサとアナ、もうそこにいるじゃん!」
「音の立体感すげー!サウンドに包み込まれるううぅぅ」
と言った感じ。
映画好きの筆者、今までIMAX、IMAXレーザー、4DX、THX、ドルビーアトモス&TCX…など、様々な形態でいろんな作品を観てきましたが、これからはもう「ドルビーシネマ一択!」と、断言できるほど。
では、まずは綺麗すぎて腰を抜かしかけた映像美から、詳しく解説して行きます!
他では体験できない!凄まじい映像美
とにかく綺麗な、本物の"黒"
ドルビーシネマ最大の注目ポイントは"黒"。
とにかく黒が綺麗すぎて凄いんです。本物の黒。まさに漆黒。
私たちが普段見ていた黒は、黒ではなかった…。(何回言うねん)
従来スクリーンに映る黒は、どうしても少し白みがかかってしまうもの。
ですが、ハイダイナミックレンジという技術を使ったDolby Visionでは、混じりけのない純粋な"黒"を実現しています。
『アナと雪の女王2』は、霧のかかった森や洞窟の中、夜のシーンなど、少し暗めの背景が多い作品。
なので、黒にこだわったドルビーシネマで見る価値は、充分にあります。
どのシーンか明言するとネタバレに繋がりますが、黒の背景から浮かび上がるエルサの魔法の映像美は、通常版とはもはや別物の美しさ。
そして、あまりの黒の綺麗さに、エンドロールですらも感動できるレベル!
エンドロールに浮かび上がるアニメーションが、こんなにくっきり美しく見えるなんて…。
また場面の転換等でブラックアウトした時、シアターの暗さも相まって本当に真っ暗な闇に包まれるのですが、こんな体験は初めてでした。
もう1度だけ言います。ドルビーシネマの黒はマジで凄い!!
圧倒的なコントラストとクリアな色味
上記のDolby Vision、従来の2倍以上の明るさに加え、400倍ものコントラスト比を持つ、バケモノ級の映像技術。
なので黒はもちろん、白や明るめの色味も、今まで見たことがないぐらい鮮やか!
明るいところは本当に明るく、コントラストがこんなに鮮明に見えたのは、初めてでした。
背景だけでなく質感やキャラクターの肌に映る光の色味まで、全色くっきり違いが分かります。
エルサが操る氷、雪、水など、微妙な色味で描き分けなくてはいけない部分も、全てが驚きのクリアさ!
これだけコントラストが鮮明だと、観てて疲れるかも?という心配もありましたが、全て綿密に調整されており、全くそんなことはありませんでした。