開発中止となった食べられるキャッシュレス「どんPay」がファミマのキャンペーンになった

コンビニエンスストアのファミリーマートは、日清食品のどん兵衛とコラボレーションしたキャンペーン「日清 どんPayキャンペーン」を、2019年12月10日~2020年1月6日の期間で実施する。

お揚げを素材に使用しているため、「食べられるキャッシュレス」を強みに「『なんたらPay』が多く登場し、ユーザーは置いてけぼりの、Pay戦国時代をどん兵衛が変える。『どんPay』が日本のペイ戦争に終止符を打つ!」ということで始まった「どんPay」プロジェクト。しかし、ローンチまでに開発が間に合わないことや、「そもそも、誰も求めていない」との考えから、開発を中止した。

代わりに、スマートフォン決済サービス「ファミペイ」でどん兵衛を購入することを、「どんPay」と呼ぶことに決定。購入するごとに付与するファミペイスタンプ5個ごとにどん兵衛をプレゼントする、アプリクーポンを付与するキャンペーンを開催する。さらに、20個ためたユーザーから抽選で50人に1年分(366個)どん兵衛をプレゼントする。

また、12月26日~2020年1月6日まで、どん兵衛を1個購入するごとに、オリジナル肉具材パック(から揚げ、鴨風つくね、炙りコロチャー)を一つプレゼントする。

どんPayの特設サイトでは、どんPayを導入してもらうために行ったファミリーマートへのプレゼンの様子を公開。このほか、ファミペイとどんPayの比較や、すでに完成していた告知CMを公開している。中には、漫才師の宮川大助さんがダンスをするCMもある。宮川大輔さんが出演している「PayPay」をオマージュした動画で、「PayPay」の許諾は得ているという。

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