「東京2020 オリンピック・パラリンピック フラッグツアー」キックオフイベントが21日、東京都内で行われ、ツアーのスペシャルアンバサダーを務めるTOKIOと、オリンピアンの三宅義信氏、小谷実可子氏、荒井広宙氏、松田丈志氏、三宅宏実氏、吉村真晴氏、パラリンピアンの田口亜希氏、根木慎志氏、佐藤圭一氏、瀬立モニカ氏、半谷静香氏、正木健人氏、次世代アスリートとして向江彩伽さん、豊田まみ子さんほかが出席した。
リオデジャネイロ2016大会の閉会式で小池百合子東京都知事が引き継いだオリンピックフラッグおよびパラリンピックフラッグの到着を歓迎して掲揚式を開催。フラッグツアーは、10月から東京都内62区市町村をメインに巡回し、各地でセレモニーと展示を行う。そのほか、東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、福島県をはじめ全国にも届ける予定となっている。
現地でリオ五輪を見た山口達也は「街自体がオリンピックで活気づいていて、4年後にはこの熱がいよいよ東京に来るのだとわくわくしています」と興奮を振り返り、国分太一も「選手の輝きだけでなく街の皆さんの盛り上がりがオリンピックの成功につながる。4年の間で一つになり、東京オリンピックを心から楽しみましょう」と呼びかけた。
松岡昌宏はスペシャルアンバサダーの任を受け「責任重大なのは分かっていましたが、いま選手の皆さんの話を生で聞くことによって、自分も参加させてもらえてうれしいと思いました」とあらためて実感を語り、長瀬智也は「平均年齢41歳のバンドです。スポーツの方は自信がないけど、盛り上げることには自信があるので、オリンピック・パラリンピックを盛り上げていければと思います」と熱く意気込みを語った。
また、スペシャルアンバサダー就任が発表されたきょう9月21日は、奇しくも22年前に「LOVE YOU ONLY」でTOKIOがCDデビューした記念日。城島茂は「さっき楽屋で、『偶然だね』とジュースで乾杯しました。すてきな素晴らしいイベントの発表の夜に皆さんと立ち会えることを光栄に思っています」とダブルの喜びを語り、会場から大きな拍手が送られていた。