3: 彼女を信用しすぎた結果……
「付き合ってすぐに合鍵をくれた元彼の話です。
結婚を前提に付き合おう、と言ってくれていたので、週末以外も合鍵で彼氏の家に入って、忙しい彼氏のために、ご飯を作ってあげてそのまま泊まる、など、ほぼ半同棲状態でした。
休みの日は、私も彼氏もわりと行き当たりばったりなタイプだったため、GWの予定も寸前まで立てていなかったのです。
すると、彼氏がGWは帰省することにしたから、会えない、と。寂しいけど、たまには別々もいいかな、なんて思っていました。
その日は一緒に家を出て、彼氏はもちろん荷物を持って空港へと向かって行きました。
その後『地元についたよ』『今甥っ子と公園にいる』など、逐一LINEで報告が。
ほっこりした気持ちでいましたが、彼氏の家に忘れ物をしたことに気づき、翌日、急遽合鍵で彼氏の家に入ったのです。
すると、捨てたばかりのゴミ箱に明らかになかったビールなどの空き缶が何個かあり……。
変な胸騒ぎがして、お風呂場に行くと、まだ濡れたタオルがかかっていました。
頭の中が真っ白になりましたが、空き缶を調べると、絶対に彼氏が飲まないチューハイの空き缶を見つけました。しかも口紅付き。
その場で電話すると、一日遅れで『今は本当に地元にいる。いつも私といることで息が詰まっていた、ただの浮気だから許してほしい』と言われました。
結婚したら毎日一緒にいることになるのに、今の時点で息が詰まってるなんてありえないよね? その電話で別れを告げました。」(28歳/営業事務)
彼女への信頼が悪い方に働いてしまったのがこちらのケースですね。絶対にバレない、なんて高を括っていたのでしょうか。
4: つい信用してしまう立場の人が!
「会社で知り合った元彼は、外部監査として常駐していた、いわば他の会社の人でした。
彼氏の歓迎会で、共通の趣味で盛り上がり、熱烈なアプローチを経て、結婚を前提に付き合うことに。
早い段階で彼氏がバツイチだということは聞いていましたが、今時バツイチなんてそう珍しくないし、離婚の原因は前の奥さんの不貞行為と聞いていたので、まったく疑っていませんでした。
彼氏は積極的で、あっという間に婚約まで進みました。私の親にも挨拶したい、と言ってくれて、私の実家まで挨拶にも来てくれたんです。
実は、私の家はそれなりの資産家で、会社内でもそのことは知られていました。
昔気質の母が、結婚を前提にしているなら、と、私に内緒で興信所に彼氏を調べさせたところ、なんと、彼氏はまだ前の奥さんと離婚が成立していなかったのです。
しかも、離婚の理由は、前の奥さんの不貞行為ではなく、彼氏の不貞行為だったことまで明らかに。すぐに問い詰め、別れを告げました。
婚約している、と社内でも言ってしまっていたため、別れの原因があっという間に広まってしまい、居づらくなったんでしょう。彼氏は会社を辞めてしまいました。
正直、人間不信になりました。同じ場所で働いていたからって安心しちゃいけないんだな、と勉強になりました。」(30歳/経理)
お母さんが興信所に頼んでくれていなかったら……とゾッとしますね……。
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いかがでしたか?
こんなこと、実際にあるの? と思うほどの仰天「嘘」エピソード。
大好きな彼氏のことを疑いたくはないですが、こんなエピソードを聞くと、本当に自分の彼氏は大丈夫? と疑いたくなってしまいますよね。