(左から)渡辺武監督、桜井美南、白石隼也、鈴木亮平、栗原類、PALU
映画『彼岸島 デラックス』の初日舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の白石隼也、鈴木亮平、桜井美南ほかが登場した。
本作は、600年前から吸血鬼伝説が残る孤島「彼岸島」を舞台に、2年前に島で姿を消した兄の篤(鈴木)を探すために島に上陸した弟の明(白石)たちと吸血鬼との死闘を描く。
白石は、本作について「非常にパワフルな楽しい映画になりました。僕の代表作となる作品になったと思います」と話した。
一方、鈴木は「撮影現場でむちゃをしたことは?」と聞かれると「アクションシーンですね。(白石と)二人で戦うシーンが多いんですけど、アクション担当の人に『蹴りを当ててください』って言われた時に、どのぐらいの強さで蹴ればいいかな?っていうのはいつも迷うところ。(白石は)後輩だから多少いいかなっていうのと、こういう時は先輩が『最初にこれぐらい蹴っていいよ』っていうラインを作ろうと思って、ちょっとむちゃかなってぐらい強めにいきました」と告白した。
白石も撮影時を振り返り「非常に痛くてびっくりしたんですけど。本当に息ができないぐらい(鈴木の蹴りが)腹にきて。でもそのおかげで僕も心置きなくアクションでぶつかることができました」と語った。
また「完成した作品を見て、むちゃだなと思うシーンは?」の質問に、鈴木は「僕は最後に上半身だけになっちゃうんですよ。下半身がちぎれちゃうっていうか、上半身だけになっちゃうんですけど、でもその後もしゃべるんですよ。意外といけるんだなって」と話して、会場の笑いを誘った。
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