レンズ交換型アクションカメラ「Insta360 ONE R」

Insta360 Japanは、レンズ交換が可能なアクションカメラ「Insta360 ONE R」を発表した。レンズは360度、標準4K広角、1インチセンサー搭載の広角レンズの3種類。公式ストアや全国の家電量販店、オンラインショップで予約を受け付けている。Amazonでの発売予定は3月10日となっている。

Insta360 ONE Rは、バッテリと本体、レンズを組み合わせて使うアクションカメラ。モジュールリリース時は三つのレンズだが、新しいレンズが発売すれば、レンズ交換式カメラのように買い足すだけでアップグレードすることができる。また、アクションカメラの名の通り、ジンバルを使っているかのように手ブレを抑えて撮影することができる。

三つのレンズには、それぞれ特徴がある。360度レンズは、二つのレンズで周囲を撮影するモジュール。HDR動画やナイトショット機能によって、暗所でも鮮やかに360度写真を撮ることができる。オートフレーム機能を採用しており、AIが各方向のシーンを分析して印象深いシーンを推奨するので、思い出に残る一枚を撮影しやすくなっている。

4K広角レンズは4K60fpsの滑らかで高精細な映像を撮影できるだけでなく、8倍のスローモーション動画の撮影が可能だ。1インチセンサーの広角レンズは、ライカと共同開発したもの。暗所でも、はっきりとした輪郭を残すことができる。

このほか、IPX8の防水性能を備え、水深5メートルまでなら防水ケースは不要。現在は英語と中国語だけだが、音声入力にも対応する。被写体を追いかけるAIや自撮り棒の透明化編集なども搭載する。さらに同日、空中から撮影できるよう、ドローンモジュールも発表。モジュールは付け替えが自由なので、さまざまな可能性を秘めていそうだ。

ラインアップと税込み価格は、「[Insta360 ONE R ツイン版] 360度モジュール+4K広角モジュール」が5万9400円、「[Insta360 ONE R 1インチ版] 1インチ広角モジュール」が6万8200円、「[Insta360 ONE R 4K版] 4K広角モジュール」が3万9600円としている。