映画『何者』の初日舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之、三浦大輔監督が登壇した。
本作は、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生を描いた朝井リョウ氏の原作を映画化。この日は、その内容にちなみ、登壇者たちがお互いをどう思っているのか、本音を尋ねる企画を実施した。
「全員で就活をしたら一番早く内定を取りそうなのは?」というお題に、菅田は佐藤を指差し「健くんは本気を出したら何でもできる人。もちろん、クレバーな部分もあるし、人当たりもいいし、そしてこのフェース。絶対にいけるでしょう」と観客も納得のコメント。
一方、佐藤は二階堂を挙げ「就活体験でグループディスカッションで一緒だった時に、空気を完全に支配していた。こういう子が受かると思った」と分析した。
二階堂は「健さん。健さんは、私が取る側だったらほしい方だなと思いました」と冷静に答え、岡田も「健さん」と同調。これには佐藤も「今日(俺が)人気だな。ちょっと就活してみようかな」とまんざらでもない様子で、笑いを誘った。
続く「一緒にルームシェアをするとしたら誰?」というお題には、佐藤、有村、岡田が「菅田くん」と回答。岡田が「朝から元気をもらえそう」と理由を挙げると、佐藤は「単純に消去法。山田孝之と同居は無理でしょ」と語った。これに対して山田は「俺、おまえを指したよ」と不満げな様子で、「全く(互いに)干渉せずにいれるかなと思って」と佐藤を選んだ理由も語ったが、当の佐藤は「こっちは結構気を使うよ…」と苦笑いだった。
また「この中で、一番モテそうなのは?」という質問では、佐藤が人気者に。二階堂が「かっこいいですよ。いろんな話を持っているし、男性にも女性にもモテる方だと思う」と話すと、岡田も「一緒にいて楽しかった。本当に一緒に遊んでくれるというか、どの人に対してもレベルを下げてくれる。なんて優しい人なんだと現場でほれてました」と“告白”。
当の佐藤は有村を指差し「(理由を聞くのは)愚問。現実的にもてる人を考えたら有村さん」と答え、同じく菅田も「今朝、久々にお会いしたら『ドラマ大丈夫?大変?』って聞かれて好きになりました」と明かし、笑いを誘った。