2016年8月に開業5周年を迎えた「アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイ」。
ハワイの伝統や文化を、十分に考慮した、建造を行った、ホテル&タイムシェア・リゾートになります。
ロビーフロアをはじめとする、施設の中には、様々なアートワークが模され、ディズニーのイマジニア達が、ハワイの持つ独特の伝統・文化に対して、大いなる敬意を払って作ってきた事が伺えます。
「アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイ」の持つ文化的側面に焦点を当てつつ、1つの1つのアートワークの意味を知ることの出来る、2つのガイドツアー
「マカイカイ:アート・アンド・カルチャー・オブ・アウラニ」
「マカイカイ、ネイチャー & ワイルドライフ・オブ・アウラニ」
を紹介します。
ハワイの文化に興味関心のある方は勿論、「ディズニーのイマジニアが作り上げてきた世界観が好きな方」、「ディズニーパークスの様々な細かいこだわり、バックグランドストーリーに関心のあるマニアの方」等にも、お勧めのガイドツアーです。
マカイカイ:アート・アンド・カルチャー・オブ・アウラニ
「マカイカイ:アート・アンド・カルチャー・オブ・アウラニ」は、「アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイ」にある、様々な装飾と、その意味について、ガイドから詳細説明を受けることの出来るガイドツアーです。
その内容は、例えば、
- ロビー「マカアラ」の語源
- 「マカアラ」に描かれている絵画の内容
- 「マカアラ」中央に位置する、羅針盤になっている鳥('Iwa)について
- ハワイの古代から伝わる土地区分「アフプアア」がワイコロヘ・バレーのデザインに採用されているエピソード
- ハワイに古くから伝わる神 “カナロアとカネ” そして “火の神ペレと妹ヒイアカ” にまつわるエピソード
など、伝統的なデザインに込められた、文化的・歴史的な背景や意味など、詳細をじっくり教えてくれます。
1つ、事例をお伝えすると、フロントデスクの後ろにあるアートワーク。
これは「お気に入りのハワイの風景を、虹の色のうち、1つだけ使って撮影する」というテーマで作られた、“レインボー・ウォール” というアートワークになります。
実はこれ、ハワイ各地の子どもたちが撮影した138枚の写真を活用したものになるのです。
1度でも「アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイ」にお出かけになられた方は、ご記憶にあるのではないでしょうか。
伝統的な作風のものだけでなく、モダンなアートも展示されているのです。
「アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイ」が、さながらミュージアムのように映る、そんなガイドツアーになります。
マカイカイ、ネイチャー&ワイルドライフ・オブ・アウラニ
「マカイカイ、ネイチャー&ワイルドライフ・オブ・アウラニ」は、「アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイ」の敷地内の屋外に出て、自生する植物や、野生動物の話などを伺える、ガイドツアーです。
アウラニは、自然環境や景観に配慮をした設計をしており、「どういう配慮に基づいて、ディズニーのイマジニアが、ランドスケープを作り込んでいったのか」という説明も受けることが出来ます。
例えば、マナヴァ・アイランドには、「アウラニのへそ」と言われる大きな石があります。
これがなぜ、「へそ」と言われているのか、事細かいバックグランドインフォーメーション等を教えてくれるガイドツアーになります。
雨天時は中止になりますが、細かいディティールも手抜きが一切ない所が、ディズニーのイマジニアの凄いところでもありますね。
1つ1つの意味を知ると、また違った角度で、アウラニの魅力を感じ取ることが出来ます。