ファミリーイナダは、マッサージチェアから発展し構築した健康管理システムとAI技術を搭載した次世代型AIミラー「AI.Inada.Mirror」を3月上旬に発売する。税別価格は月額3980円×60回。

ファミリーイナダは、専門メーカーとしてマッサージチェアを開発。16年からマッサージチェアから発展して、365日24時間顧客の健康を守る健康管理システム「INADA MEDICAL AIクラウド」を提供している。今回、INADA MEDICAL AIクラウドをさらに進化させ、心と身体の健康を届けるトータルヘルスケアソリューションを目指し、AI.Inada.Mirrorを開発した。

AI.Inada.Mirrorは、さまざまなアプリコンテンツと健康管理システムによって、顧客に心と身体の健康を提供する次世代型AIミラー。ミラー専用アプリには、美容やファッションから運動やヘルスケア提案など、九つのコンテンツを搭載している。ディスプレイは、高画質・大画面の4K・55インチを採用しており、テレビ視聴やスマートフォンのミラーリング、さらに写真撮影をすることができる。

大きな特徴として、「なりたい自分になる」をサポートするパーソナルトレーナーシステムを搭載し、楽しみながら健康を実現する。ファッションについては、ユーザーが入力した情報に基づいてその人に合ったファッションをAIがレコメンドする世界初のバーチャル試着技術を搭載。家の中で試着のコーディネートを楽しむことができる。

レコメンドされたアイテムは、商品情報が掲出されるため、気に入った商品をその場で購入することもできる。コーディネートの監修には、トップスタイリストの日比理子氏、高橋愛氏、中野翔一氏の協力を得ている。

運動については、フィットネス初心者の女性や高齢者向けのトレーニングプログラムとマシンを開発し、ミラーがユーザーの動きを見守る。また、ファミリーイナダが発売しているウェアラブルアクティブメジャー(別売り)を装着することでトレーニング中の心拍数を計り、ミラーがアドバイスを行う。トレーニングの監修には、関西医科大学の木村穣教授の協力を得ている。

美容については、肌治療のパイオニア、銀座よしえクリニック総院長の廣瀬嘉恵氏の監修を受け、セルフマッサージや有効成分の提案や、皮膚トラブルに関するアドバイスを提供する。

健康については、鳥取大学医学部の井上貴央名誉教授に監修を得て、咳や頭痛、不眠など症状に合ったアドバイスを提供する。さらに、提案した医薬品はミラー内で購入することができ、ユーザーの健康を促進する。

なお、ディスプレイには、デジタルサイネージジャパン2年連続グランプリ受賞のBOE製ディスプレイを採用。4K対応の55インチ大画面で迫力のある映像を楽しむことができる。