小学校新1年生などに最適

ソフトバンクは、子どもの見守りや大切な物の位置検索ができるZTE製IoTデバイス「どこかなGPS」を2月下旬以降に発売する。販売チャネルや、2年間分の通信料金込みの商品価格は決まり次第、公開する予定。

GPS機能を搭載した正方形の小型デバイスで、スマートフォン(スマホ)向け専用アプリを通して、離れた場所から位置を検索できる。GPSに加え、GLONASSや準天頂衛星「みちびき」に対応し、Wi-Fiや携帯電話基地局を組み合わせて利用することで、高い精度で測位を可能にした。

約47×47×15.5mm、重さ約34gのスクエア形状の本体は、IPX7の防水とIP6Xの防じんに対応。見守りデバイスとして使用したい場合、例えば、一人で通学する子どものランドセルのポケットなどに入れておくと、保護者はいつでも簡単に子どもの位置情報を把握できる。さらに、子どもが中央のボタンを押すと、その時点の位置情報がスマホに通知される。

どこにいるかがその場ですぐに検索できる機能「いまどこ検索」のほか、あらかじめ指定したエリアから出入りしたことを通知する機能「ついたよ通知(GPS)」、3分間隔などで自動的に測位する機能、3日分の移動履歴の確認など、便利な機能を搭載。公式サイトでは、保護者向けのPR動画を公開している。

対応エリアはソフトバンクの4G LTEエリアで、他社SIMは利用不可。専用アプリは、Android 7以上、iOS 12以降を搭載したスマートフォンなら、MVNOを含め、通信会社を問わず利用でき、1デバイスに対して、見守り者(親)は最大4名まで登録可能。また、見守り者は、最大4つのどこかなGPSを登録できる。