例年、この時期になると書店に特設コーナーが設けられ、多くの占い本が並びはじめます。
占いマニアでもある筆者が、ここ数年の自身の経験をもとに、これは当たったという本をご紹介していきます。
『星ダイアリー』石井ゆかり
石井ゆかりは、「筋トレ」というサイトや、雑誌『フィガロジャポン』でも知られている方で熱狂的なファンを持っています。
彼女の占い本は、手帳とセットになっているという変わり種。
基本的にはどの雑誌の占いでもおなじみの星占いを基盤にしているので、2016年9月までが乙女座、それ以降、2017年10月まで天秤座がラッキーということには変わりはありません。
ただ石井ゆかりの占いは、おもに人間関係や社会との関わり方にポイントを置いた人間ドラマのような言い回しが特徴で、自分なりに解釈できるのもおろしろいところ。
よくいえば、ひたすら元気づけてくれるというような感じです。
「星ダイアリー」は手帳としていつでも持ち歩くことができ、人生に迷ったときにすぐ見返せる便利さもあります。
『展望と開運』村山幸徳
この本は、いわゆる九星をもとにした本です。
九星とは、一白水星、二黒土星、三碧木星といわれる分類がなされており、風水でも基盤となっている考え方です。
この分類だと、同じ年に生まれた人=同級生は同じ運勢ということから、筆者はほとんど信じていなかったのですが、世の中の大きな流れを知るうえでは案外おもしろい占いだと思えるようになってきました。
内容はお堅い感じで、政治・経済などのことが予測されており、サラリーマンで普段はビジネス本しか読まないという方にもおススメできるかもしれません。
私自身、占い本というよりその年の予言書みたいなものとして読んでいます。
もちろん毎月の運勢を確認することもでき、それぞれ「~したほうがよい」ではなく「~するべき」という断定形が書かれているのが心強いです!
『昇龍の四柱推命開運暦』昇龍
四柱推命は、生年月日から人間を大きく十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)に分け、さらにそれを十二支でも分類し60のタイプに分けて行う占いです。
一時期流行した動物占いも、これを応用したものになります。
とりあえず筆者の性格は当たっていたので、他者を軽く分析したときに重宝しています。
人生は、60歳の還暦で一区切りという考え方は、ここからきているのかもしれません。
ただし60タイプに分かれるのは性格面のことで、日々の運勢に関しては最初の十干で語られています。
四柱推命の本は数多く出ていますが、この本はサイズ、厚さとも適当で読みやすいという点も推したい理由のひとつ。
開運暦というだけあって、十干それぞれが何をすればラッキーをもたらすかということが365日分書かれていますので、毎日占いが気になる人にはおススメです。