+Styleが同社で販売するIoT家電の2019年人気ランキングを発表

+Styleは、2月5日、同社が公式サイト、Amazon.co.jp、PayPayモールで販売するIoT家電の2019年人気ランキングを発表した。

総合で1位になったのは、スマートフォン(スマホ)でカギの施錠・開錠ができるスマートロック「Qrio Lock」。+Styleの販売価格は税込み2万3019円と高価ながら、使い勝手の良さから高い支持を集めた。2位に「スマートロボット掃除機 B300」、3位に「スマートロボット掃除機 G300」がランクイン。手のひらサイズで話題になったスマホ「Palm Phone」も6位と上位に食い込んだ。

IoT家電は、幅広い分野で引き合いが強まっている。同社のスマートLED電球は、Amazon.co.jpの「LED電球カテゴリー」で売れ筋ランキング2位を獲得した実績もある。同社の近藤正充社長は、「日次の瞬間風速のデータではあるが、通常のLED電球を含めたランキングで上位にランクインするほど、ニーズは高まっている」と市場を分析した。

近藤社長は+StyleのIoT製品が選ばれる理由として、「価格が手ごろ」「サブスクリプションモデルではない」「ネットワークのハブが必要ない」「毎日使える“普通の家電”」の四つを挙げた。

5Gがスタートする2020年は、スマートホームにとっても大きな節目の1年となる。近藤社長は、「既存の家電で、新しいシーンで、スマホいらずでIoTの利便性を感じられる製品をさらに展開していきたい」と方針を語った。(BCN・大蔵大輔)