韓国の人気アーティスト、SUPER JUNIORのイェソンが11月23日、東京国際フォーラムホールAにて自身初となる日本全国ソロツアー「SUPER JUNIOR-YESUNG JAPAN TOUR 2016 ~BOOKS~」のファイナルを迎え、全国7か所16公演、約5万人を動員したツアーを終えたた。
ツアーは9月1日の大阪からスタートしたが、11月3日には佐々木希と共演した初主演映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』が公開され、10月19日には映画主題歌でもある初の日本ソロ・シングル『雨のち晴れの空の色』をリリース。本格的な日本でのソロ活動をスタートさせたイェソンは、ツアー中もシングル発売、映画の舞台挨拶、東京国際映画参加など精力的にプロモーションを行い、この3か月、“初尽くし”の大活躍を見せた。
バラード歌手として高く評価されているイェソンだけに、ライブは初の日本ソロ・シングル『雨のち晴れの空の色』と、4月に韓国でリリースされた初ソロアルバム『Here I Am』のバラード曲が中心。ほかに母体であるSUPER JUNIORやバラードユニットSUPER JUNIOR-K.R.Y.(~ケーアールワイ)の楽曲、『ハナミズキ』などのカヴァー曲などアンコール3曲を含む全18曲で構成された。
イェソンらしいバラードの真骨頂を見せたのは、韓国での初ソロ曲となった王道のバラード曲『Here I Am』とイェソンの自作曲『Soap Bubble』の並び。特に、まだ音源化されていない『Soap Bubble(しゃぼん玉)』は、日本語の訳詞がモニターに表示され、その切ない歌詞の世界を知ることができたのもよかった。