4. お酒は適量を

若い世代のなかでは、男性でもあまり飲まない人が多くなっていると聞きますが、一方で、女性のなかでは「昔より飲めるひとが増えたよなぁ」とも感じます。

最近の傾向としては、楽しそうに飲んでいる女性の明るさが、飲めない女子より人気を集めやすい……なんてデータもあったりして。

が、品のない飲みかただけはしないようにしましょう。

酔っぱらって大声を上げる、明らかに飲みすぎによる嘔吐、泥酔などの迷惑行為はマナー違反です。

彼の気持ちが冷めてしまうほど飲みすぎないよう、適量を楽しむこと。これ重要です!

加えて、自分ばかり飲んでいないで、お隣の人も楽しんでいるかそれとなくチェックする気配り美人であれば、女は無敵です。

5. 飲めないことは先に伝える

アルコールに弱い女性にも、守るべきマナーはあります。

それは「体調が悪くて飲めない」「もともと飲めない」などと、きちんと申告すること。

言い出しにくかったり、伝えるタイミングがつかめなかったりするという人は、「場の空気を壊したくない」と気を遣いすぎているのではないでしょうか。

でも、そういうことはあえて空気を読まず、最初にパッと言っちゃう方が楽です。

体調や体質については遠慮しすぎず伝えておくことも、大事なマナーだと思います。

6. 適当な自制心を持つ

不思議に思うのが、「無礼講」と言われた途端に自制心が爆風で吹き飛び、別人に変身してしまう人。

自制心は、最後まで手放さないでいただきたい。

無礼講というのは、「これは宴会です」という宣言でしかありません。

たとえば、職場の忘年会・新年会などには上司も参加するけれど、「必要以上に気を遣わなくてもいい」「楽しんでいいんだよ」というくらいの話なのです。

無理に自分を抑えすぎず、リラックスして過ごしたほうが場もなごみますが、それでいて羽目を外しすぎず、適当な自制心を保つ。

そのバランスを上手にとってこそ、大人の女性です。

 

いかがでしたか?

マナーを守りながら華やかなシーンを楽しみ、人に不快感を与えない行動を心がけたいですね。

こういう集まりでは、「いかに自分が楽しむか」も大切ですが、「相手も楽しそうか」「周りも楽しんでいるか」をさりげなく気遣える女性が、いつも以上に男性の目に魅力的に映ります。

この年末年始、どうか、あなたが好感を持てる人だと気づいてもらえる良い機会がやってきますように!

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。