映画『ヲタクに恋は難しい』の初日舞台あいさつが7日、東京都内で行われ、出演者の高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工と福田雄一監督が登壇した。
本作は、漫画、アニメ、BL(ボーイズラブ)をこよなく愛する“隠れ腐女子”(高畑)と“重度のゲームヲタク”(山崎)という不器用なヲタク男女の、ほほ笑ましい恋愛を描いたラブストーリー。
高畑は今回、役作りのためにBL本をたくさん読み込んだそうで、「“攻め”と“受け”について深く考えるようになりました。18禁はエラいことになっていまして…」と衝撃を受けたことを告白した。
菜々緒が「18禁は見たことがないかも」と興味を示すと、「見なくていいかも。すごくヘビー。でもすごいエンターテインメントです」と力強く語って笑わせた。
また、劇中の設定にちなみ、「一番本音を隠していそうな人」を尋ねられた高畑は「斎藤さん。家の中でやばい動物とか飼っていそう。そしてすごい笑顔で、生きている餌をあげていそう」と答えた。
山崎も「消去法なんですが、僕も工さん。面白いことを話してくれるけど、本当は熱い部分がある人」と指摘。菜々緒も、斎藤を選び「感情の起伏がない方。常に穏やか過ぎて裏があるんじゃないかと思っちゃう」と続いた。
これを聞いた斎藤は「帰り道の顔とかすさまじいですよ。すっごいたんとか吐きます。カーッ!ペッ!みたいな」とニヤリ。「悪イメージがない」と指摘されるも、「めちゃくちゃあります。弱いものをめちゃくちゃ潰します」とおどけて笑わせた。
そんな斎藤は「本音の見えない人」として高畑を選択。「スペックが高過ぎる。ダンスのシーンとかも、必死でおじさん(自分)は踊っているんですが、ふと見た高畑さんが『うわ、かわいいな!』という連続でして。ごまかされちゃうというか、すごく奥深い方」と評した。これには高畑も「ミステリアスということですか? うれしいです」と素直に喜んだ。