「文化プログラム参加促進シンポジウム」が18日、東京都内で行われ、ゲストとして女優の杏が出席し、“日本の歴史と文化に造詣の深い人物”としてトークを実施した。
歴史好きになったきっかけを問われると、「まずは幕末にハマった。当時って風景写真を含め、いろんな物が残っていて、物理的な距離の近さを感じたんです。そこから時代小説を読むようになり、もしかしたら自分もどこかでつながっているのかもしれないと想像するだけでワクワクするようになって…」と説明した。
続けて「仕事柄、いろんな土地に行くのですが、史跡を巡るうちに、どんどん好きになった。歴女というより、いちファンです」と笑顔で話した。
歴史上の人物では「新選組の永倉新八が好き」だという杏。「幕末って、人が若い。こんな若者たちが政治の中心に斬り込んで、命を懸けてやっていたのかって思うと…。ちなみに私は今、満で数えると近藤勇の享年と同じ年。そう思うと、『そこまでのことを私は今できているのかな?』『私も頑張らなきゃ』という気持ちになるんです」と思いを語った。
夫で俳優の東出昌大の不倫が原因で、別居していることが明らかになって以来、初の公の場への登場となった杏。退場間際にリポーターから「体調はいかがですか?」と声を掛けられると、足を止めて対応した。
杏は「(イベントに)関係のないことで大変恐縮です。いろいろお騒がせして、いろいろな方にご迷惑をお掛けして大変申し訳ございません」と、まずは騒動について謝罪した。
続けて「今後のことにつきましては、また、ゆっくり考えさせていただきたい。小さな子どもたちがおります。どうかそっとしておいてください。何かありましたら事務所にお問い合わせください。こちらからも今後のことは報告させていただきます」と話して会場を後にした。