優しい言葉なら誰でも言えるでしょう。

やはり重要なのは、優しい行動を実行するかどうかだと思います。

例えば台所仕事。

疲れている彼女に「大丈夫? 片づけはあとでやればいいよ」と言う彼より、「大丈夫? 手伝うよ」と言って手伝ってくれる彼のほうが優しい。

あとでやればいいと言われても、片づけるのは結局あなた。

片づけの時間が先に延びただけですよね。

「大丈夫?」なんて言葉は簡単に言えます。

「手伝うよ」と言い、手伝ってくれる男性や、何も言わずにやってくれる男性。

やはり、優しさは行動を伴うかどうかなのです。

今回は、彼が本当に優しいかどうか、ずっと優しいかどうかを恋人の期間中に見抜くポイントを、既婚者からの目線で紹介します。

あなたがうたた寝をしているとき

疲れて寝てしまっているあなたをそっとしておいてくれて、起こさない。

つまり、恋人=奥さんのうたた寝を強引に起こさないということ。

ここで、体調や疲れに対する思いやりがわかります。

「早く起きろ」と揺さぶって無理やり起こしたり、「こんなところで寝るなよ」とイヤな顔をする人は、“他人が寝ることをよく思っていない”人です。

自分が眠くなかったり、元気だったり、何か話したいときや用事があるときにパートナーが寝ていると腹が立つのです。

まだ「うるさいから妻がうたた寝しても放っておいてるよ」、なんて冗談を言っている夫のほうがいいのです。

あなたが風邪引きのとき

風邪で寝込んだときに、イヤな顔をしないで手伝いをしてくれるかどうか。

代わりに買い物などをしてくれるか。

これで、毎日の感謝と女性の家事労働に対する理解と努力がわかります。

なにも彼に食事を作れということではありません。

出来合いのものを買ってきてくれる、簡単な家のことをやってくれる。

家が散らかっていても何も言わないなど、何も求めない、そういうことです。

「寝てなよ」とは言うけれど、お手伝いはナシ。

自分はどこかに行ってしまう……はまだマシなほうかも。

中には寝込んだときも、元気なときと同じように接してくる男性がいます。

なので寝ていることもできず、普段のように食事の用意や子どもの世話をやった、という女性も。

また、「風邪なんだね」と言って、出かけていった夫が数時間後に帰宅し「俺の食事はどうするの?」と不思議そうに寝床に聞きに来た、という何とも言えない話も。

また、風邪を引いたことについて「自己管理がなってない」と言う男性もいるそうです。

心配より自分の生活リズムが狂うのが嫌なのでしょう。