4:「先がない」ことにかえって安心する
既婚男性は、いわば「交際ができない相手」の代表です。
どんなに好きになっても、離婚しない限りはまともにお付き合いできる可能性はありません。
その状態に、「どうせ先はないのだし、好きになっても大丈夫」とおかしな安心感を覚える女性もいます。
独身男性であれば、交際となるとケンカやすれ違いでストレスを受けることがあり、また結婚についても考えないといけません。
「お付き合いは煩わしいし、大変」と思うと、その可能性がない既婚男性には気楽さを感じ、好意を持つのも簡単です。
「どうせ相手にされることはないし」など、既婚男性に対する油断も、カジュアルに恋愛対象としてしまう理由。
「先がない」状態にかえって安心できるので、好きになることに抵抗がありません。
既婚男性を好きになっても自分がつらいだけ
「好きになった人がたまたま結婚していただけ」。不倫中の女性がよく口にする言葉です。
確かに、誰を好きになるのも自由であり、それを責めることはできません。
ですが、片想いで終了できるのなら良いですが、既婚男性が気持ちに応えたことで肉体関係を持つ不倫となると、現実はとたんに悪化します。
不倫関係のリスクは、バレてしまえば相手の妻から慰謝料を請求されたり会社にいづらくなったり、最悪の場合は家族まで巻き込んだりと、自分の人生を大きく狂わせます。
「奥さんのいる男性と関係を持った人」というレッテルはずっとついてまわり、その後独身男性とまともに恋愛したくても、その事実が邪魔をする可能性を忘れてはいけません。
一方で、既婚男性のほうは奥さんに許してもらって元の家庭に戻ることもよくある現実で、結局自分だけがつらい思いをして終わるのが不倫だといえます。
先を考えられない相手であれば、好きになっても時間の無駄、と思うのが賢明です。
堂々とお付き合いできる独身男性と健全な関係を築くのが、自分にとって幸せな道。
多くの人を不幸にする不倫は避け、まともに好きになれる独身男性を見つけることに心を向けましょう。
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既婚男性の持つ魅力は、多くが「妻がいるからこそ」のもの。
素敵だな、と思うその部分は、裏に妻の存在があって完成していることを、忘れてはいけません。
恋愛対象の土俵に上げるべき人ではなく、本当に見つけたいのは「一対一で幸せな関係を築ける男性」です。
誰にもはばからず健全なつながりを育てていける男性こそ、独身女性にとって必要な存在。
既婚男性との不倫は誰も幸せにしないことを、肝に銘じたいですね。