特別賞女性部門を受賞した福原愛選手

 過去1年を通じて“最も輝いていた人”“最もジュエリーが似合う人”を世代別に選考し表彰する「第28回 日本ジュエリー ベスト ドレッサー賞」表彰式が24日、東京都内で行われ、受賞者の中条あやみ、西内まりや、柴咲コウ、石田ゆり子、賀来千香子、桃井かおり、三浦春馬、卓球リオ五輪銅メダリストの福原愛選手、体操リオ五輪金メダリストの内村航平選手が出席した。

 特別賞女性部門を受賞した福原選手には副賞としてアコヤパールを使ったさくらダイヤモンドのネックレスなどが贈られ、「私にとってジュエリーはお守りのようなものです。競技中もジュエリーを着けてプレーしています。今日、ジュエリーをたくさんいただいたのでパワーに変えてまた精進していきたい」と壇上で喜びをスピーチした。

 合宿や遠征、競技中にはお守りとして「ピアスとネックレスとブレスレットを着けて」いるそうで、ダイヤモンドがとても硬い物質なことから「自分のことを守ってくれる、強くなれる、武装するようなイメージ。リオ五輪や今日もですが、とても緊張する場面で胸がつぶれそうなときには『私の心はダイヤモンドでできているから絶対割れない』と自分に声をかける」とこれまで助けられてきたという。

 夫で卓球の江宏傑選手には「伝えました。すごく喜んでくれました」と笑顔を見せ、新婚生活について「おかげさまで毎日楽しく過ごさせていただいています。今日の朝は冬の野菜がたくさん入ったうどんを作って、すごくおいしいと言ってくれました」と仲むつまじい様子を幸せそうに明かした。

 4年前の第24回でも特別賞男性部門を受賞し、2回目となる内村選手は「リオ五輪では盛大なご声援ありがとうございました」と感謝を述べ、「僕は毎日ジュエリーとは程遠い生活をしていまして。毎日練習、練習、練習、練習と身に着けるものは体操の道具ばかり。ジュエリーは女性に贈るものというイメージがあります」と笑いを誘った。

 今回はリオ五輪での功績とその輝きを評価され、「4年前にはここで『ぜひ皆さんで五輪を東京に持ってきましょう』と話しましたが、今となっては東京に決まり、3年後に東京五輪がやってきます」としみじみ語り、「日本中の皆さんの力を借りてジュエリーのようにキラキラとした五輪ができるよう、自分も選手として出場できるよう、一番輝いたメダルをかけられるように頑張ります。ご声援お願いします」と呼びかけた。

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