日頃当たり前のように使っているドライヤー。
シャンプーやトリートメントは色々吟味して選んでいても、ドライヤーだけは「大体どれも同じだよね」と思っていませんか?
ところがそれは大きな間違い!
ただ何も考えずに選んだドライヤーを使い続けているだけで、ダメージが蓄積し、気が付いた時には髪の毛に大きなダメージを与えていることだって大ありなのです。
そこで今回は、『伝説の美容室 フォルトゥーナ』スタイリスト佐藤俊さんに、美容室で乾かしたような仕上がりになれる、ドライヤーの選びかたを教えていただきました。
ポイントは風量
「ドライヤーの風量が弱いと、髪が乾くのに時間がかかってしまいます。
また、乾かす時間がない時、ドライヤーをかけるのもしんどいほど疲れている時などは、髪が半乾きの状態でドライヤーを終わらせてしまいがちになってしまうもの。
しかし、髪が半乾きのまま寝てしまうと、頭皮環境も良くありませんし、枕との摩擦によりキューティクルが剥がれ、髪の毛のダメージにもつながってしまいます。
短時間で乾かすためにも、ドライヤーは風量が強いものを選んでください。
参考としてワット数は1200Wぐらい、風量は1.3㎥/分ぐらいを目安にしてみてください」(佐藤さん)
自分のライフスタイルに合ったものを選ぶ
「ドライヤーはどれも同じに見えて、デザインや大きさ、重量、機能性など見た目で分かる違いはあります。
そこで、その違いをよく比較してみてください。
ドライヤーの大きさや重量がある分風量が強かったり、折りたたみ式で小さくて軽く、持ち運びが楽な分壊れやすかったり、オシャレだけれど機能としてはイマイチ物足りないなど、よく見ることで見た目だけでは分からない、メリットデメリットが何かしらあるのです。
ドライヤーは毎日使うものなので、見た目の好みだけで選ぶのではなく、実際に手に取って比較してみて、自分の使い勝手に合ったものを選びましょう」(佐藤さん)