澤野弘之、作家活動15周年記念ライブ『澤野弘之 LIVE “BEST OF VOCAL WORKS[nZk]』開催決定! その魅力と今の心境に迫る!
2005年、テレビドラマのサウンドトラックを手がけ、劇伴作家としてデビューを遂げた澤野弘之氏。
15周年の節目を迎えた今年4月、選りすぐりのボーカル楽曲を収録したベストアルバム『澤野弘之 BEST OF VOCAL WORKS [nZk] 2』のリリースが決定した。さらにアルバムリリースに合わせ6月6日(土)、7日(日)の2Daysライブ『澤野弘之 LIVE “BEST OF VOCAL WORKS[nZk]』も開催。
そこで、改めてその魅力に迫ると共に、ライブに向けたお話を聞かせていただいた。
──劇伴作家としてデビューして15年。デビューに至った経緯を教えてください
澤野「本格的に作曲家を目指し始めたのは高校生の頃。CHAGE and ASKAのASKAさんや、小室哲也さんに影響を受けて作曲の先生のもとに通い始めました。
劇伴音楽との出会いはその後。小室さんがボーカル曲の傍で「ぼくらの七日間戦争」などサントラを手掛けていることを知って、そのタイミングで坂本龍一さんやジブリ映画の久石譲さんの曲にめちゃくちゃ感銘を受けたんです」
──一番影響を受けた作品は?
澤野「高二の時に見た「もののけ姫」です。映画を観に行って、音楽に感銘を受けたんです。劇伴音楽を聴くようになったきっかけ自体はその前にあって、たまたま友達が「耳をすませば」というジブリ映画のサントラを持っていて、それを初めて聞いた時新鮮に聞こえたんですよね。
それから妹が持っていた「魔女の宅急便」のサントラも聞いてみたら今までとは違う聞こえ方がして、一気に劇伴音楽の世界にはまっていきました」