フィナーレ仕様のハーバーショーは、16年目以降の未来を見据えた内容に
2016年4月にスタートした15周年のハーバーショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」は、「ディズニーの仲間たちと一緒に"Wish"を輝かせ、新たな冒険へと旅立つ」ストーリーでした。
一方、2017年1月からのフィナーレ版「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」では、大まかなテーマはそのままに、15年間の歴史をより立体的に感じさせ、さらなる未来への旅立ちを示唆させる内容になっています。
追加されたシーンで特に印象的なのは、クリスタルの使者がショー中に語る、
「15年前、この海から、ひとつの旅が始まりました。時を経て、旅人たちの様々な願いは、たくさんの思い出となって輝き続けています。」
という言葉と、2001年の開園当初から愛されている「東京ディズニーシー・テーマソング」が流れる場面。
フィナーレ版のショーからは、単なる航海の始まりに留まらず、15年間の歩みを踏まえ、16年目以降も見据えた「未来」へ進む決意が色濃く感じられるのです。
メッセージの変化こそ、最後にやってくる感動だった!?
ここまで、フィナーレ前と後のショーやグッズの変化を見てきましたが、いかがでしょうか。
ハーバーショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」の夜公演や、新たに加わった音楽やシャボン玉の演出、新グッズの発売など、はっきりと目に見えて分かるフィナーレの変化ももちろん「感動的」です。
しかし、年間パスポートで15周年の東京ディズニーシーに通い続けた私にとっては、グッズやショーから感じられる、些細ながらも確実に前進しているメッセージの変化こそが、フィナーレに待ち受けていた「いちばんの感動」でした。
東京ディズニーシーで1年間にわたり、ゲストの"Wish"と共に繰り広げられた大きな物語。
そのフィナーレと、その先へ続く期待感を、あなたもぜひ現地で体感してみてくださいね。