「美術館に行ってみたいと思っていても、きっかけがつかめない人は多いと思います。また目当ての作品が常に展示されているとも限らない。ウェブを通じて閲覧できる仕組みを作ることで、人々が美術作品と出会い、興味を持つきっかけになればと考えました」
ぴあ調べ (2012.1.1~2012.5.1)/ 調査協力:サイバー・コミュニケーションズ
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日本から東京国立博物館、国立西洋美術館、サントリー美術館、ブリヂストン美術館、大原美術館、足立美術館の6館が参加。展示品や館内の雰囲気が、隅々まで楽しめる。
「ストリートビューの技術を応用し、実際に美術館内を歩いているような感覚で作品を鑑賞できます。気になる作品をクリックすればズームで表示することも可能で、例えばゴッホの独特な筆使いまで確認することができます」
このサービスの登場で、実際に美術館へ足を運ぶ人が減ってしまうのではないか、という懸念もある。しかし、今回新たに参加した東京国立博物館広報室長の小林牧さんは、それに勝るメリットがあると考えている。
「当館では、作品の高精細画像を閲覧できるコンテンツ『e国宝』を公開しています。しかし、海外からのアクセスはまだまだ少ない。Googleが展開する世界的なプラットフォームに参加することで、日本の美術を広く世界中に知ってもらえればと期待しています」
誰でも指先ひとつで、世界中の名作を楽しめる『Googleアートプロジェクト』。パソコンの前で、美術館巡りを楽しんでみてはいかがだろう。
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