映画『素晴らしきかな、人生』バレンタインデー直前イベントが8日、東京都内で行われ、松崎しげる、山崎ケイ(相席スタート)が出席した。
この作品は、人生どん底の男ハワード(ウィル・スミス)が同僚、仲間、家族の愛や思いやりによってゆっくりと新たな一歩を進む物語を描く。松崎は「愛というのはこんなに深いものかといろいろ考えさせられる映画です。普段考えないようなことを考えさせられた。愛と時間と死、この3つがテーマになっていました」と感想を述べた。
近づくバレンタインデーにちなんで、山崎が「肌色まで再現した顔面チョコです。想像の3倍くらいの重さなんです」と松崎の顔を模した特製チョコレートを手に登場した。チョコレートを受け取った松崎は「すごい。これ、もったいなくて食べられないじゃん。今までのバレンタインで一番うれしいんじゃないかな」と大喜びし、トークの流れで山崎から頬へのキスを送られる瞬間に顔を動かして完全に不意打ちで山崎の唇を奪った。
驚いた様子の山崎は「え、やだあ! 久しぶりのキスだったんですけど。芸歴9年ですが、これまでビジネスキスはしないで来たので、仕事でした初めてのキス」と目を丸くした。一拍置いて「唇が柔らかくてすてきなキスでした」と振り返った山崎に、松崎は「もしかしたら色素が移るかも」と笑いを誘い、「67歳、僕のテクニックでしょうかね。みんなが集まるところって楽しい方がいいかなって。山崎も分かってくれると思います」としたり顔だった。
山崎はお笑いコンビ・相席スタートとして2016年の「M-1グランプリ」で初めて決勝に進出し、“ちょうどいいブス”という新たな立ち位置を確立してブレーク中。バレンタインデー当日は「普通に仕事だと思います。(チョコをあげる予定も)今のところないんですよね。この人いいなと思っている人は3人いるんですけど」と期待をもたせ、松崎は「バレンタインデーが結婚記念日。20年を迎えますので、その日は仕事で神戸にいるから別の日にキラキラしたものをプレゼントします」と明かしていた。
映画は2月25日から丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。