変わる景色、変わらない魔法
初めて東京ディズニーランドに行った日のことを、覚えていますか?
幼い頃に家族と行った人、学生の頃に友達と行った人、大きくなってから大切な人と行った人など、人の数だけ初めて魔法にかかった瞬間があります。
私の場合は、アルバムを見返したら二歳の時に、初めて東京ディズニーランドを訪れていました。
物心ついた時から幾度となく通った、東京ディズニーランド。
幼い頃、大好きだったアトラクションがあります。
それは、2009年5月に惜しくもクローズしてしまった、ファンタジーランドにあった「ミッキーマウス・レビュー」です。
待合室のピンク色の壁を今でも覚えていますし、手すりの下から顔を覗かせて見た映画や、オーディオアニマトロニクスたちの演奏会は、幼かった私に強烈なイマジネーションを与えてくれました。
指揮者のミッキーや、そのほかのディズニーの仲間たちが楽器を演奏する姿に、心が躍ったのをよく覚えています。
今はもうなくなってしまったアトラクションですが、私の思い出の中では、今も賑やかで楽しい演奏会が続いています。
2020年になった現在、新しいアトラクションが出来たり、新エリアのオープンが間近に迫っていたり、進化を止めない東京ディズニーランド。
子どもだった私は大人になり、この目に映る景色は、幼かった頃とはまるで違います。
でも、それでもまだ、私の世界では動物たちは歌い踊り、妖精はイタズラに笑って、きらめく夢と魔法に溢れています。
だって、ディズニーランドが、大好きだから。
あなたにとって、「東京ディズニーランド」はどんな場所ですか?
私にとっては、家族や友達、そしてミッキーとの思い出がたくさん詰まった、満ちることのない宝箱です。
ウォルト・ディズニーは言いました。
「ディズニーランドは永遠に完成しない この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」と。
次から次に溢れて来る愛おしい思い出たちと、これから起こる未来にわくわくする胸の高鳴りを。
パークに行くことができない今、アルバムをめくって、想いを馳せてみませんか?
また、あの夢と魔法に溢れた王国を訪れた時に、とびっきりの笑顔で歩けるように。